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アスパラ視察研修 ~滝本農場~

二つ目の視察先は滝本農場。有機アスパラの老舗だ。
コロポックル村とは10分も離れていないが、経営理念・栽培方法など
全てにおいて真反対。ちょっと面食らった。
そもそも、電話口の対応が大ざっぱで、「スケジュール調整を」と言うと適当に
来ていいよとの事。そして前日連絡すると、「夕方ダメだから昼イチで来て」。
お会いしてその風貌で納得。
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佇まいがカッコイイ、白髭にテンガロン&デニムつなぎ。
もう見た目で師匠と呼ばせて頂きます。(危うく、父さん!と言いそうになった笑)
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確かアスパラ面積は5ha(たまたま農園の500倍面積!)。
ハウスでなく全て露地栽培。写真の通り、ほぼ放任栽培。
本人曰く、「アスパラは随分昔から取り組んでいるが、いかに手を掛けないか、
収量だって反当りで計算するのではなく、大面積やればそれだけ量は取れる。」
「病気だって面積作れば、出て当たり前。ダメになったところはそれでいい。」 
なんて私の考えにぴったりな!そう言ってては来た意味がない。
ただ続けて、滝本氏が「だが、最近は息子がクロポックルに勉強に行ってきて、
やれ防除だとか立茎だとかやっておるが、世代が違うと変わって来たな。わし
はそんな手間を掛ける事をしなくていいと思うがね。」と。
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紫アスパラも取り組んでいるが、これも息子の方針だとかで、やや不満げ?
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ホワイトアスパラの収穫跡。実はホワイトアスパラは先駆的だったようで、
クロポックルの赤井さんもここで習ったとか。
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40aニンニクは30年自家採種続けてるそう。
大きさはそこそこだが、味がしっかりしてるとか。
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ブルーベリーは巨大鉢栽培。水やりはスプリンクラー。何故こんな
やり方を?と問うと、冬の雪で全て埋まって、更には枝が折れてし
まうから冬季は寝かせているとか。good idea!
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ニンニクを少し頂きたいという無理なお願いも快く承知して下さった
滝本さん大変お世話になりました。また勉強に行きます!

あっという間の2日間だったけど、逆境の天候の地島根で必ずや絶品
有機アスパラを作ってやるぞ!という意欲をかき立てられた。
あと、相談相手を得られたという安心感はかなり心強い。
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最後に札幌場外市場に寄って、鮭親子丼を食べて大満足の学校サボり野郎。

by ut9atbun61 | 2019-07-24 22:58 | 農業(有機) | Comments(0)

アスパラ視察研修 ~コロポックル村~

一つ目の視察先コロポックル村は、同世代農家。ここの有機アスパラは、
高品質で、全国的にも有名だそう。また事前資料には、圃場に鶏を放して
除草&追肥をするという面白い取り組みもしている。
代表の赤木さんは脱サラ(?)で、一からアスパラ栽培を確立させた方。
圃場を見て一目で納得したが、まずきれいに管理されている。枯茎・枯葉
雑草類まで全て圃場外に持ち出す。そして年2回の土壌診断、週1回の防除
(有機JAS対応農薬)、そして毎日アスパラの状態を観察しながら、水や
肥料散布。常時数人雇用して、1年中向き合ってる。特に本人は365日24
時間アスパラの事を考えているそうだが、それが何より楽しいとか。
アスパラの他にも、トマトやカボチャ、そしてアスパラハウスに小松菜や
水菜を混植している。そうすることで、葉の色が土成分のバロメーターと
なり、養分調整ができるそうだ。
これらも全て独学で、失敗しながら確立しているらしく、柔らかな物腰で
いて鋭い眼つきと信念ある物言いはこちらが完全に気おくれした。
《アスパラ豆知識》
〇アスパラはユリ科、だからユリやニンニクと同じ栽培テクニックが有効。
〇カルシウム分が肥料吸収率をアップさせる。
〇酢を薄めて撒くといいよ。
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ハウス栽培アスパラ。収穫もほぼ終え、次年度への立茎(株養成)も進んでいる。
もう立派の一言しか出てこない。
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露地のアスパラ。収穫しながら9月までダラダラ立茎。支柱パイプは簡素な作りで
ありながら、こまめな管理を徹底している。要はどこに労力時間をかけて、どこを
抜くかを熟知している感じがした。
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今年植えつけたアスパラ。普通に「5反ぐらいですかね~」だって!
気が遠くなる…。北海道は梅雨が無く、気候が涼しい為、病害虫の被害は(本州
比)少ないそうだ。「だから無農薬は意外に簡単ですよ」。確かに草の質も全く
違うから除草もここより楽そうだ。

それから事務所で経営理念や加工なんかについても伺う。
経営の柱は3つ必要で、絶対的信頼(ブランド)を1つ確立させる。
それで他のも取り組んで行けば、「あのアスパラ農家の野菜なら欲しい」となる
そうだ。そして、生産部門と販売部門は小さくても分けた方がいい。生産者は品
質チェックは、自分が育てたもの故、つい甘くなりがちだが、販売部門は冷静な
眼でちょっとでも悪いものはB級品としてはねてくれる。これがブランドを高め
るコツだとか。また加工は初めから考えるのではなく、栽培販売が回り出して
余裕が出来てからじっくり取り組む事。あくまで余剰という考え方。
それにしてもホワイトアスパラのピクルス、美味しかったなぁ。
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おまけで、我が愚息に「君が将来一番なりたいものは?」と尋ねる。
すると、もじもじしながらも「お金持ち!」というから、私は苦笑いでいやいや
と否定にかかると、彼はピシャリ、「素晴らしい!そうだよ、大人になって何を
するにも金がいるんだよね。それが分かってれば君は成功する。ガンバレ!」
何かのセミナーに来ている感覚になったのはご愛敬。
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今回の出会いを機に、もう師匠と呼ばせて頂こう。2年後再訪を約束して。
愚息もアスパラ御殿を見て、農業で金持ちになる気になったのであろうか?
最後に煙突のアスパラがすべてを物語っていた。
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コロポックル村のブログはこちら
https://blog.goo.ne.jp/koromura



by ut9atbun61 | 2019-07-24 00:08 | 農業(有機) | Comments(0)

アスパラ視察研修 ~イントロダクション~

アスパラガス栽培を本格的に取り組んで3年目。無謀とも言われる無農薬
無化学肥料に挑戦、そしてこれを何とか軌道に乗せたいと思い、先週北海
道赤井川村のアスパラ有機農家に視察に行ってきた。

(※重要定義)少し長いですが…
現在の私の有機栽培への考え方を簡単に述べると、私にとって有機栽培と
は外に向けて発する言葉ではない(勿論宣伝のためには使う事はある
が)。内に向けて自分を縛る言葉として使いたい。というのも、私が数年
来師と仰いでいた山下一穂氏は、「有機農家より一般の篤農家に学べ」
と言っていた。今までの多くの有機農家は、技術は未熟なのに有機という
言葉だけで上位に立っていた。つまり有機であるが故に味や見た目は少々
劣っていても安全性のみで勝負していた(だから有機農産物が伸びないと
いう)。一方一般の篤農家と言われる人たちは、農薬等は使いつつも、
常に良い品質のものを一生懸命作る事を努力してきた。だから一般農家
にこそ学ぶべき事が沢山あるという訳だ。その上で有機を学んでいけば、
自然と見た目もきれいで美味しいものが出来るという。

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やっぱり北海道はでっかいどう!
どんより鈍色世界山陰から一転、梅雨無き大地に降り立つ。
実は北海道は20年ぶり。20歳頃に2年間、岩見沢で学生生活を送っていた。
その懐かしさもあり、心と体が解放感で溢れてくる。嬉しさのあまり、うわぁぁ!
と背伸びすると、隣にベタベタする奴が…、一人視察旅に何故か相棒が。学校は?

2つの視察先はとても刺激的だった。同世代の熱き敏腕農業経営者と、老境に入
った北の開拓百姓。両者はホワイトアスパラでは弟子師匠の関係で、車で10分程
度の距離でありながら、理念・技術は対照的。どちらも興味深く、学んでいきた
くなる魅力があった。
このお二方を師匠として、今後頑張っていこうと珍しく純粋に誓う私であった。
(そのレポートは次回から2回に渡って紹介します)

そして視察を終えて、有島武郎記念館へ。ここもまた20年ぶりの再訪。
北海道の晩秋期に最も読みたくなる文学作品、また農への入口を開いてくれた
土の作家。『カインの末裔』は私にとってNO1の小説だ。
その本拠地に少し浸って、旅、いや視察の締めくくりとした。
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by ut9atbun61 | 2019-07-23 00:01 | 農業(有機) | Comments(0)

たまたま通信7月号

またまた通信掲載を忘れてしまった。
実はたまたま農園、名前を変えようかと思っている。
実際、卵のお客さんからは「卵屋さん」とか「田中農園さん」とか「海太郎さん」
と呼ばれる。「たまたま農園」という正式名称は誰も口にしない。
かといって全く知名度が無いかというとそうでもない。
たまたま農園の野菜を見て「野菜出てたね」という声をかけてくれる事も。
ただインパクトが弱いし、たまたまという卵を連想させるだけでは物足りない。
これからはアスパラ、豆系を打って行くし。
という事でじっくり考えていきます!

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by ut9atbun61 | 2019-07-20 23:20 | たまたま通信(養鶏) | Comments(0)

伝説の泡沫候補たち

選挙って、「何か陰気臭い」「ダサイ」「つまらない」なんて否定語が並ぶ。
それは自民公明立憲共産のような相も変らぬ金太郎飴的一般政党を見ている
からであって、「諸派」というグループを見逃がしているから。
世間一般では、泡沫候補(政党)なんてレッテル貼られているが、彼らこそ
選挙の醍醐味主役であって、テレビでワイワイやっている芸能人の方々より、
私はよっぽど惹かれてしまう。
勿論、面白いだけではない、何かしら心に響く訴えがあるからだ。

正直、今回出馬されているNHKから国民を守る党なんてのは、面白い事を言
う宣言をして、逆に興ざめだった。中身がよく見えてこないし。
https://www.youtube.com/watch?v=iRi4od_Thus
一方で労働者党は面白い! 皆さん70代ながら、かっての革命を夢見てチャ
レンジしている様子だが、代表の方はお疲れなのか、放送中眠ってんじゃな
いかと思うぐらい?

それに比べて、私が子供の頃は泡沫候補の猛者たちがわんさか居た。
いつも笑わせてくれて、毎回選挙が楽しみで、早く大人になりたいと思っていた。
その伝説の候補者top3+1を紹介したい。
第3位 三井理峯女史
https://www.youtube.com/watch?v=4AhvFzDn8oQ
ちょっと常人では理解できない世界観だが、何故か心に残るロードムービーを見
ているよう。女史の入歯もすごく気になるし。
第2位 外山恒一
https://www.youtube.com/watch?v=B0Qa9-KiRUo
知る人ぞ知る左翼ファシスト。衝撃の政見放送。
第1位 東郷健(雑民党)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm10113351
オカマの健さんで有名。独特な感性を持つアナキスト。当選しなくてもいいから、
選挙の度に毎回見たいと思う人。
特別枠 大平会 マスダシンイチ
https://www.youtube.com/watch?v=dckzfnEJBvM
50、60鼻たれ小僧、70にして惑わず、80にして立つ!
天皇主義者でいて護憲・平和主義。とても斬新でいながら温かみを感じて、私も
入信したくなるほど。残念ながら事故で2000年頃に亡くなられてる。

選挙の結果は大体見えている。しかし、泡沫候補者たちの訴えは時代を反映して
たり、独りでくじけず闘う勇気をくれる。群れる時代に生きる私たちに個人の力
をまざまざと見せつけてくれる。子供達にも見せたいなぁと思う。

…これ以上変な風に育てないで…という声が横から聞こえてくるのだが気のせい?

by ut9atbun61 | 2019-07-18 23:56 | Comments(0)