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たまたま読書大賞

今年も季節季節が素通りして行って、気付けば大晦日。
今年の目標、『読書を極める』ハズだったのだが、せわしさと農作業のくたびれ早寝で、全然ダメ。
そんな中で、今年も選ぶ『たまたま読書大賞』、発表致します!
ちなみに本賞の特徴は、ベストセラーや新刊の類は殆ど選ばれない事(まず読まないから)、むしろマニアックでアウトサイドな本達を紹介。皆さんの読書の参考にはならないけど、こんな本達もあるんだと認識してもらえれば有難い、有難い。

第10位 「わが心のディープサウス」ジェームス・バーダマン
自然と農業と音楽の故郷、アメリカ南部。この手の本は迷わず買って読む。内容云々ではなく、私にとっては聖書。なのでランクイン。
第9位 「彷書月刊」(シリーズ)彷徨舎
古書に関する月刊誌だそうで、神田古書街で出会った。奥宮健之、杉山茂丸など琴線に触れる人ばかりを特集している。しかし残念ながら現在は廃刊。
第8位 「アメリカ様」 宮武外骨
不屈の伝説ジャーナリスト宮武外骨氏。戦後、掌返しでアメリカ一辺倒の世間を痛烈に皮肉ってアメリカをほめ殺した書。矛先はアメリカにとどまらず、時の政府から共産党まで。
第7位 「汝を子に迎えん」 松下竜一
世間から爪はじきにあって日の当たらない人々に暖かい眼差しを向ける松下竜一氏。文体から優しさがにじみ出ている。
第6位 「反骨」 金子光晴
日本一の変態詩人のエッセイ。さすが高田渡の師匠。
第5位 「言葉の命脈(いのち)」 高木護
最も好きな詩人の言葉辞典。暇な時にぼんやり見ていると放浪している気分に浸れる。
第4位 「辻潤 個に生きる」 高木護
ダダイスト辻潤の生涯を高木護流に表現している。
第3位 「大杉栄伝 永遠のアナキズム」 栗原康
最近注目の若手研究者。一アナキストの伝記というより、謎めいた生き様を面白く砕いてくれている。
第2位 「農民ユートピア国旅行記」 A・B・チャヤーノフ
ロシア革命後(1920年)に書かれた1980年のソ連社会主義国の近未来模様。短所と長所を見事にあぶり出している。歴史好き必読の書。
第1位 「どぐら綺譚 魔人伝説」 松本健一
私の故郷久留米で切腹した草莽の士“高山彦九郎”とドクラマグラの夢野久作との精神的繋がりを探る書。まさに運命的出会いの書!

ベスト3は後日改めて詳しく紹介します。
それでは皆様、良いお年を!
来年もしっかり本を読もう‼

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by ut9atbun61 | 2017-12-31 20:40 | | Comments(0)