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遺物掘り返し作業

今日、40回も年をまたごうとしている。
実は当たり前の事ではなくて奇跡なのかもしれない、と最近思ってみたりする。
奇跡なんて言葉は私に相応しくないが、順風満帆でなければ、やっぱり奇跡的だ。

今年は世にいう“厄年”で私は散々な目にあった。振り返ると、つい嗤ってしまう。
…というのも、考え方捉え方の一端に過ぎず、結局、今こうして生きていると
いう結果があるだけだから。奇跡的な結果論なんて、もう笑っちゃう。

先日、某坊主バンドと対バンした時に、友人でもあるボーカル坊主が「次の世代
に私達は何を残せばいいだろうか」と投げかけた。
私もその思いをずっと持ち続けてきたのだが、特にある程度好き勝手言えるお年
頃になった今こそ、また何かきな臭く感じる今の時代状況だからこそ、真剣に向
き合っていかなければならないと思っている。

そこですぐに頭に浮かんでくるのが内村鑑三の『後世最大の遺物』。
人はそれぞれ色んなモノを後世に残す。ある人は金、またある人は事業だったり
思想だったりする。しかし、それらは一部の人々がたまたま手にしただけ。それ
より全ての人が持ちうる素晴らしいモノ、それが「勇ましい高尚なる生涯」
という。
確かに人の生涯というのは、全てが詰まってて、何物にも代えられない程のもの
がある。所詮先人の遺した名誉だの功績なんぞは、歴史という枠の中でしか輝き
を持たない。無名人の生涯こそ、本当の歴史を作ってきた。
だから、私も1年1年を大切に過ごしていかないと勿体無い事になってしまう。
「後世への遺物は奇跡の連続から」と思うと、余計に有難みを感じてくる。
そこには感謝の気持ちも添えて…だ。

私がこのおくがの集落にやってきて15年が過ぎた。その間、様々な魅力あるじい
さんばあさん達に出会い、そして逝ってしまった。その人たちの泣き笑い、そし
てカッコいい生き様を、ほんのちょっとでいい、断片を記しておきたい!
それを来年の目標の一つに掲げたい。
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by ut9atbun61 | 2015-12-31 01:32 | 田舎 | Comments(0)

新球団「三国志BUSYOUES」設立!

昨日の夜更かしが祟って、今朝のケール収獲は身体にこたえた。
昼からは雨に降られたので、久しぶり休息がてら子供にお付き合い。
三国志マニアが最近プロ野球に興味を持ち始めたので、一緒にカードゲーム
を作る事に。元ネタは1987年プロ野球ペナントレースカードゲーム。
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まず試しに81年の大沢親分日本ハムファイターズを作成する。顔がにやけて
くる。続いて子どもたちへ「三国志BUSYOUES」なる新球団を設立。
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三国志登場人物達を野球選手に見立てて戦力を整えていく。
個人的には王平とか郭淮とか呂凱など渋めを入れたかったのだが、子供らに
分かり易いように有名どころを並べた。
段々熱を帯びてきて、気がつきゃ外は真っ暗。一方、子供らは別の遊びに講
じて、我一人黙々と没頭していた…。
農作業を休んで何やってんだろうと馬鹿馬鹿しくなりつつも、子供らが興奮
気味に試合している姿を見ると、何となく嬉しい気もする。
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by ut9atbun61 | 2015-12-23 21:57 | 田舎 | Comments(0)

コクホの世界を覗き見

やっとこさ、師走が闊歩し始めた。
今日は午後から、小雪が舞い踊る中をかいくぐって町役場へ。
国民健康保険の審議委員という有難い肩書を頂いたために、会議の呼び出しだ。

国民保険なんてものは、今まで深く考えた事がなかったので、学ぶには丁度良
い機会である。そう元気一杯で臨んだのだが、開始20分で撃沈…。
穴の開いた潜水艦よろしく、浮上出来ぬまま、気持ちばかり重くなっていく。

皆さんは国民健康保険の現状というのをご存じだろうか?
身近で言えば、最近何だか保険料が高くなったなぁと感じる程度であるが、蓋
を開けてその中を覗きこんでみたら、まぁ大変な事に!
余り詳しい話はここでは申し上げられないが、国保は現在、市町村単位でやり
くりを行っている。それが平成30年度より県単位で一本化されるとか。それに
向けての対策作りをしていかなければならないようだ。
ただ島根県に限って言えば、どこの市町村も苦戦しているという。
中でも津和野町はワースト1,2を争う強豪。
実際の医療費・介護費に保険料が追いついていない。なのでお金を“そっちから
こっち、あっちからこっちへと、スマートにつじつま合わせをしているだけ。
自治体の涙ぐましい努力には敬意を表するが、これでは早晩、破たんは免れぬ。
そこで保険料の更なる値上げの話が出て来る訳だが…。

細かい数字を追っていくと、確かに保険料値上げもやむなしだと思えてくる。
しかし、それを町民に納得してもらうためには、それなりの展望がないとダメだ。
以前も書いたかもしれないが、現代人は医療に頼り過ぎだと思う。
風邪がひいたら内科、目にゴミが入ったら眼科、手足が痛けりゃ整形外科、心が
辛くなったら精神科…。老若男女辺り構わず病院通い。そりゃ、病院も手が回ら
なくなる。
もう少し、予防医学や民間療法を官主導でもいいから進めていってほしい。
それで町民が意識改革に目覚め、心身共に強くなれば、自ずと保険料も下がって
いくというもの。
その道筋を町が一歩でも踏み出してくれたら、一時的な保険料値上げというのも、
理解を得やすくなると思う。

この度は初会合でもあり、やや遠慮してた部分があったけど、次回の会議では、
そこら辺りをついていこうと思っている。
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by ut9atbun61 | 2015-12-17 23:34 | 田舎 | Comments(0)

高田渡大復活祭

週末、新農業人フェアで上京した。
今回は限られた時間でのんびりとは出来なかったが、どうしても観たいものがあっ
た。没後10年の“高田渡復活祭”。新宿テアトルにて。
映画『タカダワタル的ゼロ』と新宿タンポポ団のミニライブ。

興味のない人にはよく分からないだろうが、この高田渡氏こそ、私が生きていく上
で指針となる人。別に真似をしたい訳ではないが、ただこうであったらいいな…、
と願うばかりの人だ。
映画はもう何度も観ているが、改めて見直しても新鮮に感じる。
その後の、渡's friendである新宿タンポポ団(パロディバンド)の演奏を聴いてい
ると、自然と涙が出てきた。不覚、不覚。そう思って周りを見渡すと、演奏者も観
客の中にもうるうるする姿が…。
高田渡氏の人柄的には(私という人間性からしても)、決して感動感涙という場面
はあり得ないんだが、いなくなって10年経って、ここまで皆に愛されているのかと
いう感慨がそうさせたような気がする。改めて凄い凡人だとおもった。

レイトショーが終わると23時をまわっていたが、涙もふっ飛び眠気にも襲われず、
とても清々しい気持ちになれた。
新宿、いや(本当は)“武蔵野タンポポ団”の凄腕ミュージシャンたちを拝めただけ
でも価値のあるひと時に大感謝!

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by ut9atbun61 | 2015-12-14 22:15 | 音楽 | Comments(0)

たまたま通信

たまたま通信12月号発刊。
卵も順調!
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by ut9atbun61 | 2015-12-06 19:59 | たまたま通信(養鶏) | Comments(0)

たまたま通信 欄外

時は流れに流れ、もう師走。
厄年を迎え、散々な目に遭いながら今年もあと1ヶ月。
ぼんやり振り返りながら、たまたま通信12月号を執筆。
さらっと書き上げ、終わりと思ったら右下の吹き出しの部分がまだ。
さて、何を書こう?
最近は遊び半分で俳句らしきものを詠んだりしている。
すぐに出てくるものもあれば、絞り切ってしょうもないものを晒すことも。
所詮は素人だから、「俳句を舐めんな!」なんてことは言われないが。
でも段々楽しくなってくる。
短い言葉に想像力を働かせて、どれだけ広がりを持った世界観を描けるか。
言葉遊びの極致だ。
たまたま通信掲載の句を並べてみた。

 3月号 目に沁みる 値上げの風は 春一番
 7月号 雲分けて 雨足遠く 往きにけり
 8月号 夏空に 日陰求むる 雲は無し
 9月号 秋雨や 夏の片思いに 水を差し
10月号 雲切れて 稲穂うな垂れ 鎌の声
11月号 出刃を研ぎ 羽毛舞い散る 秋の空

客観的に言える事
何か稚拙な出来はまだいいとして、雲に頼ってばかりだ。
取りあえず空を見れば何とかなるという安易な考えがみえみえ。
そんな上ばかり見てたら首が痛くなってしまう。

その反省点を活かして、さて12月の句を作ろう。
乞うご期待?!
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by ut9atbun61 | 2015-12-01 23:04 | たまたま通信(養鶏) | Comments(0)