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農休

 今日の午前中は町役場で事業申請審議会に出席。
私達の生産グループゆうの会として籾摺り機を町事業で買ってもらおうとの算段。
審議委員の前でプレゼンみたいな事を言われたので、いささか緊張してたのだが、
蓋を開けてみれば、普及課長、JA課長、副町長と普段から世話になっている方々
ばかり。そうなれば口も滑らかになり、たっぷりゆうの会の自慢めいた事(?)を喋
ってアピールした。もう1件申請団体があるようだが、無事私達も通ればいいが。

 昼に友人の畑に寄って一休み。情報交換。

 午後からは、畑迫保育園へ。地元安全野菜を使いたいという給食調理師さんの提
案で話を頂いた。未来の子供達のためという大義が目の前をちらちらする。喜んで
受ける事にした。但し、私だけ“ええかっこ”しては気まずい。取りあえず手探りで始
めて、畑迫の若手農業者を巻き込んでいきたい。そして軌道に乗ったら、それを徐
々に町内の保育園に広げていけたらと思う。こんな事お隣り柿ノ木では当たり前の
事かもしれないが、まだまだ津和野は出遅れ気味だ。

 帰宅したら畑も田んぼも雨の中。作業が出来なかったという悔いもなく、よかった。
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by ut9atbun61 | 2012-10-31 21:22 | 田舎 | Comments(0)

遺失物

 財布を失くした…。もう2週間以上になる。
今までだと、いつも失くしたと騒ぎ立て、そのうち身近なところから出てくるのがオチ。
この度もどうせすぐ出てくるだろうとたかをくくっていたが、今回ばかりは天に見放された。

大体私は一度も財布を紛失させた事が無い。必ず運が財布を返してくれてきた。
10年前西武新宿駅の公衆電話に置き忘れ、慌てて2時間後に戻ってみるとまだあった。
5年前新幹線の座席に置きっぱなしで途中下車、終点の車庫に入ってから見つかった。
昨年の旅の途中、列車に乗った時に扉付近で落として、降りる時(1時間以上)に気付く。
これらは氷山の一角。勿論、警察署でも何度か拾得物としてお世話になったのだが。
友人達は何かに取り憑かれてんじゃないかと褒めて(?)くれた。

 悔むほどのお金が入っていたとは思えないが、ただただ自分の不甲斐なさと、強運の
称号返上が口惜しい。
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by ut9atbun61 | 2012-10-29 22:52 | Comments(0)

えごま

 えごま収穫の時期到来。
今年は県普及部の実証圃場という堅っ苦しい名前を頂戴したが、刈り遅れで実が落
ち、余り収量成績はよろしくない。合計7畝程の畑に3種類のえごま。
早生の黒えごまが30キロぐらい。今日ようやく水洗いして殆どゴミを取り除いた。
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中生の白えごまは先週刈り取りをして昨日脱穀(手作業)をしたばかり。まだゴミが混
じっているので今から選別。多分20キロ程。
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そして晩生の黒えごまはまだ畑で黄色い顔して斜め立ち。おそらく来週刈り取り予定。

 えごまは収穫してからが大変。茎ごと乾燥させて、その後叩いて実を出す。それから
更に乾燥させてザルや唐箕でゴミと選別。最後に2,3回水洗いして脱水、もう一度乾燥。
随分手間はかかるが、作り続けると手間も愛着となる。それに葉も実も美味しくて栄養豊
富。それだけではない。残った茎は薪ストーブの焚きつけや畑のアスパラマルチに、くず
えごまは鶏達のえさにぱらぱらと。捨てるところ無し。
 今年は勢いに任せてえごま(実と葉)ふりかけを考案中。乞うご期待。
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by ut9atbun61 | 2012-10-25 22:02 | 農業(有機) | Comments(0)

ふるさと

 昨日、グラントアでバンド練習をしていたら、偶々隣りのスタジオで友人が管弦
楽団の練習をしていた。聞くとメンバーに私と同郷の久留米人がいるという。紹
介されたのは同世代の女性。中学校も近いこともあって、奇縁と懐かしさと地元
ネタで盛り上がった。

 「ふるさとは遠きにありて思ふもの 」 まさに言い得て妙。

私は高校(県外通学)卒業と共に、久留米を脱出。北海道、東京、島根と居を変
えてきた。ふるさとから出たいという思いと、大都会への憧れと、一カ所にじっと
していたくないという我がままがミックスされた結果がこれ。
 「ふるさと」がそばにいると嫌悪感を感じ、虚しさを感じた。理由は定かではない。
ただふるさとは傲慢であり、偏狭であり、浅学だった。決して自らの過去とのかか
わりにおいてではなく、何となくだ。
九州を離れ新生活を送りだして、ほっとした。全てが新鮮で見慣れぬ世界。そこに
住みなれても、自分はよそ者だという優越感(快感)。
 その裏を返せば、常に久留米(九州)人という抽象的な意識があった。「九州人や
けん…」「久留米は今頃…たい」という台詞を吐いてはそれに酔いしれた。とんこつ
ラーメンにはうるさいし、江戸っ子並みのせっかちさ、芸能人の多さが自慢の種。
飲んで九州ネタで騒いだ後、決まって久留米が懐かしくなる。その度に、何故九州
から離れたんだろうと自問自答する日々が続いた。

そして年に数回帰省する時は、必ず列車。
久留米の街目前に筑後川が控える。それを渡る瞬間が堪らない。「ふるさと」に帰っ
てきた!という実感がふつふつと沸いてくる。それだけでもう満足。久留米での数日
間は実におまけ。
 啄木の詩 「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」

 私にとって「ふるさと」というのはまぼろしの存在。そうでないといけない。
「ふるさと」とは、はっきりしない薄ぼんやりした遠い昔の記憶。セピア色で美しく優し
い世界、ちょうど夢と現の真ん中。つまるところ「ふるさと」は実在しないもの。
最近よく人に言われるが、「もうあんたもここがふるさとじゃろ」。黙って笑っているが、
それは全く違う。ここを「ふるさと」っぽく飾り付けているだけ。

 「ふるさと」同様、国家や宗教、人生なんてものも全てまぼろし。頭だけで考えるには
面白くてありだけれど、それに振り回されたりのめり込んだりするのはちょっと待て、と
なる。この事を語り出すとややこしくなるので止めるが。

 そして…、これからどうなっていくのかまだ分からない。一応島根に根を下ろしたつも
りだが、ひょっとしたら〇年後、久留米に帰ってしまったって事になるかもしれないし。
「ふるさとに抱かれて逝く」などとカッコいい事も考えてみたいし。
 それより私の子供達はここを「ふるさと」にしてこれからどうやっていくのだろうか?
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by ut9atbun61 | 2012-10-22 21:52 | 田舎 | Comments(0)

堆肥作り

 先日堆肥講習会に参加した。
講師は堆肥の第1人者橋本力男先生。
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1日目の座学に2日目は実習でみっちり学ぶ。
 私は今まで我流堆肥を作ってそれなりに納得して使っていたが、それは大間違い。
見事根底から覆された。材料はきっちり計る、切り返しは週1回、屋根の下でカーペット
で覆うなどと随分細かく指導受けた。
 考えてみれば、昔の人は空を見て、土を触り、勘を頼りに(?)、いとも簡単に草堆肥を
作って立派な作物を育てていた。しかし現在は、土壌分析をして、肥料設計をして…。
科学の進歩と人間の退歩。その中で私は有機農業をやろうと試行錯誤中。
 一方で自然農法という究極の世界がある。不肖私も、数年前に不耕起稲作にチャレン
ジしたものの、2年で断念。無肥料や不耕起というと一見楽そうだが、とんでもない。
自然への優しさの中に忍耐とこまめさが必須。自然農に取り組む友人達の顔を見れば
誰もが納得。それに引き換え、私の様なせっかちいい加減人間は?ましてや肉・脂が
好きで猪や鶏を好んで捌くなんてのは精神性から叩き直さないと無理だろう。

 いつかは自然農に辿り着きたいという思いを胸に、取りあえずはせっせと自家製鶏糞
堆肥仕込みを始めている。
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by ut9atbun61 | 2012-10-19 23:14 | 農業(有機) | Comments(0)

鉄道の日

10月14日は鉄道の日。
ほとんどの人は知らないと思うけれど、日本で最初に鉄道が開通した記念すべき日。
毎年何やかやで農に忙殺されてきたけれど、今年は早くから計画を密かに立てて、
子供達をダシにする。「子供達がどうしても行きたいと言うから…、仕事したいんだけど
たまには子供の我がままを聞いてあげなくちゃ。」嘘八百、嘘も方便。

 JR小倉工場での鉄道まつり。会場は大勢のマニアでごったがえ。
マニアックに言うと、485系に愛着を持つ私には883、885系特急が幅を利かす現在
など真っ平御免と言いたいとこだが、目の前に現れると話は別。ましてや“白いかもめ”
の運転席に入れるとなるともう大変。子供をカモフラージュに面倒臭そうな顔して並ぶ。
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 実のところ、もう子供以上に嬉しくて、嬉しくて。笑みをかみ殺すのに必死だった。
会場には私よりツワモノが。電車部品即売でつり革付き手すり(約2m)を買い求め、
肩に担いで悠々歩いていく。その横をグリーン座席カバーを大事そうに抱えるおっさん
がすり抜ける。
 本日是、鉄日和。鉄分補給充々分也。
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by ut9atbun61 | 2012-10-16 23:25 | 鉄道 | Comments(2)

ジロー&マコト

 昨夜のライブ、実に愉しかった。
津和野教会でゴスペルという触れ込みだったが、蓋を開けてみればアコギなロック!
神父さんもびっくり。
ゴスペルの指導もする太田ジローさんは、アメリカ仕込みのボーカル。伸び、響きが
凄い。まさにソウル!
元もんた&ブラザーズの高橋マコトさんはギタリスト。アコギを叩くように弾く。それで
いてメロディアス!
その二人がビートルズからクラプトン、はたまたフォークルも飛び出してくるもんだから。
それもただのカバーじゃない。イントロから想像がつかないほどのアレンジ。ほぼオリジ
ナル。イーグルスの「ホテルカリフォルニア」がスペイン風なんだから。

 と、興奮冷めやらぬ状態で打ち上げに参加させてもらう。
そこでは、直接話が出来ると言う事でこっちは調子に乗って一緒に参加した音楽仲間と
色々質問攻め。ギターテク、練習方法、洋楽談議…。
そうしてると、太田ジローさんが「そんなら折角だからギター貸してやるから、君らやりなよ」。
触れるだけでも嬉しいのに、聴いてくれるなんて!
 30万は下らないというアメリカ製の使い込んだギター。鳴らすと一瞬堅い音がするが
すぐに優しい木の響きが広がる。初めに友人が弾き喝采を浴びる。
私も負けじとPPKを披露。
気持ち良くやった上に、太田ジローさんが面白い曲と言って動画に収めてくれた。
 夜は更け、そのまま私は(長男を連れてきてたので)渋々退散。
その後皆で記念撮影をしたとさ。口惜しい!
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by ut9atbun61 | 2012-10-13 22:38 | 音楽 | Comments(2)

ゴスペル

 今週金曜日に津和野教会でゴスペルコンサートがある。
18時より。料金は1000円。チケットは僅少だと言っていたけど、興味ある方は是非。
なかなかこの田舎でゴスペルを生で聴けるチャンスは少ない。

 ゴスペル色強いアーティストと言えば、私の中ではデラニー&ボニー
ブルース、ソウル、ゴスペルを下敷きにしてスワンプ(沼)ロックというジャンルを築いた。
白人ながらも黒い迫力の歌唱力。バックにはクラプトンやデュアンなどのそうそうたる
メンバーを従え、目茶苦茶格好良い。夫婦デュオなんで息も掛け合いもぴったり。



"A Right Now Love"

 残念ながら3年間の短い活動期間だったが(解散と同時に離婚という不運も)、未だに根
強い人気がある。
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by ut9atbun61 | 2012-10-10 21:51 | 音楽 | Comments(0)

哀悼

 私達がこちらにやって来て、かみさんが初めて勤めた学校の校長先生が亡くなった。
おくがの集落には叔母が住んでいる事もあり随分親しくさせてもらった。
初めは妻の知人という位置づけだったが、一度先生宅に呼ばれて遊びに行った際に、
話が合って盛り上がった。
 先生は全共闘世代で自称4トロ(分からないでしょう)。政治スタンスもほぼ同じ。
校長の立場も何とやら、はっきりもの言える人だった。但し学生運動の闘士とは程遠い、
物静かで諭すような口調で政治を語る。まさに鶴見俊輔氏が言うところの“思想より語り
口”がここにあった。私は冗談まじりに、「校長を辞めたら軽トラにスピーカーつけて一緒
に活動しましょう」と約束まで取り付けた。

また、私のライブに来てくれた時には、「やっぱり拓郎とかこうせつとか流行りものはダメ
だね。何と言っても骨のあるURCだよ」数少ない理解者がここにいたと喜んだものだった。

最近は調子がすぐれないと聞いていたが、まさかこの様なことになるとは。
吉賀のダンクさんも学生時代からの友人だというので一度ゆっくり話したかったのだがそ
れも叶わなくなってしまった。

 その先生が大好きと言っていた加川良の「下宿屋」(モデルは高田渡)。
関西での学生時代を思い出すとしみじみ言っていた。

 また思い出の奥底に一人入って行った。
 
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by ut9atbun61 | 2012-10-08 22:10 | 田舎 | Comments(2)

マルシェinグラントア

 今更ではありますが、明日、グラントアシアターが開催されます。
しあわせのパン
 それにあわせて“しあわせのカフェ”マルシェが開催されます。
ダンクダンケとアヤの天然酵母パンとスープセットが目玉。
ゆうの会もジュースやチャツネ、卵野菜の販売もします。
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by ut9atbun61 | 2012-10-05 22:17 | 田舎 | Comments(0)