カテゴリ:鉄道( 47 )

旅の記憶 4日目

4日目。陸羽東線で小牛田まで行き、東北本線を北上、10時に一ノ関へ。

今日は強行軍で乗継時間が少ないので、ここで昼食用駅弁を買う。

迷うことなく、平泉うにごはん!評判の逸品だ。
そして大船渡線に乗り換えて気仙沼へ。

しかし、駅弁を前にしてローカル線に乗りこむと、大変だ。
昼飯用と自分に
言い聞かせたはずなのに、ずっと気になって
しょうがない。駅弁紙をいじりまくって、
車窓を見る余裕も
なくなる。そうして10分ほど我慢していたが、まぁいいや、
と開けてしまう。いつものパターンだ。

1145分気仙沼着。ここ気仙沼駅は一般の駅と少し異なる。
3番線に一ノ関からの大船渡線列車、そして2番線には大船渡
線盛行BRT、1番線には気仙沼線前谷地行のBRT。

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BRT(バス・ラピッド・トランジット)とは、バス高速輸送シス
テムといって、従来の鉄道跡(線路を撤去し道路にして)に、
バスをに走らせるもの。乗って感じた事は、バス専用道路が主
なので余り遅延がなさそう。それでいて、時折一般道を走るた
めバス停も利用できる。また利用客が少なくても、鉄道よりバ
スの方がコストが抑えられる、その分運行本数は増やせるとメ
リットは多い。デメリットとしては、利用客の多くは通学生な
ので、登下校時に大量輸送が困難な事ぐらいか。
ただ、この無機質な道路を見るにつけ、もうここには鉄道が走
らないと思うと少し寂しい気がした。
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8年目の3.11を控え、窓の外は少しずつ復興している様子が窺え
た。が、まだまだ長い道のりであろう。
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by ut9atbun61 | 2019-03-13 22:23 | 鉄道 | Comments(0)

旅の記憶 鳴子温泉


鳴子温泉には14時過ぎに到着。山間の小さな温泉地という感じ。
車窓から気になる建物を発見、『農民の家』という茶色いビル。

中々素敵な名前。少し傷んでて今は使用されてない様子。調べてみると以下のような悲しい現実が。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180301_12048.html

温泉専門農協なんて面白過ぎる!

私の泊まる高友旅館は実は鳴子御殿湯という隣駅、なので30分ほどぶらぶ
ら散策しながら向かう。古くから栄えたと思われる鳴子温泉も、時代に取
り残された感あって、廃墟宿が多い。
用水路からも湯気が立ち上り、ほん
のり硫黄臭に包まれると、温泉らしさがあっていいのだが…。

そして本日の宿、高友旅館。大正時代に建てられた(昭和に増築)老舗旅
館。ここは、アナキスト大杉栄と菅野スガ(とその甥)を虐殺したとされる甘粕大尉が潜伏していた宿でもある。

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入口はこんな感じ、寅さんが帳場からひょいと顔出しそうな雰囲気。受付のおじちゃんも気の好さそうな人で、

「今日はお客さんはおたく一人ですから、家族風呂もご自由にどうぞ。」

ここは源泉(かけ流し)4つあるとかで、様々な湯が楽しめる。

1番の売りは黒湯(混浴)。薄黒くクレオソート臭(正露丸臭)がきつくて熱めの湯。

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湯治客には評判らしく、体調が良くなっただの、肩腰の痛みがとれたなど、

口コミが貼り出されている。その一方でのぼせやすく、長時間浸かっていると
一時的に具合が悪くなる場合があるという話もあるくらいだ。

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家族風呂は硫黄成分が多く、湯の花(白いカス)が大量に入っててとにかく熱い。
水を入れながら入る。他にも、炭酸成分が多いラムネ湯とかすかな硫黄臭の普通
の温泉湯も楽しめる。
12時間おきに風呂に入ったので体はふやけまくり。
また今回は素泊まり湯治部屋という事で台所付き。
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しかし、年季が入ってるせいかヤカンはともかくとして鍋・フライパンはお世辞
でも綺麗とはいえない。また冷蔵庫は錆びだらけ、保温ポットも何故か半端に水が入って
いる。口コミにはかなり厳しい意見もあったが、私はそれ程気にならない。

近所で飲食物を調達して、簡単な調理をして、独り宴会を楽しんだ。
しかし静寂が宿を包み込み、夜が更けていくにつれ徐々に不安が増してきた。
宿には私一人、宿の人も近所の自宅に戻るようで、夜間連絡先の貼り紙がある。
ひょっとしたら、呼べば甘粕大尉がひょっこり出てきそうである。
部屋から出ると、廊下は全て照明が落ちて、非常灯がぼーっと浮かび上がる。

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その上、時折どこかの扉が開くような、ギィーという軋み音が聞こえてくる。
その気になって廊下を歩くと…、私の部屋の前には「在室」という札がかかっており、
他の部屋には「不在」という札が。しかし何故か端の部屋に「在室」の札が!!
耳を澄ましても何の音もしない。流石に黒湯上りにもかかわらず、寒気がした。
結局、日が変わるまで風呂に入り続け、寝酒を頂いたら朝までぐっすり。
朝の眩しい光が部屋に差し込んでくると、昨夜の不気味さも全く気にならなくなり、
宿のおじちゃんに「素晴らしいお風呂だったから、また必ず来る」と約束して、
朝の陸羽東線に乗り込んだ。
4日目は震災の傷跡が残る気仙沼から石巻に抜け、仙台へ。   つづく



by ut9atbun61 | 2019-03-12 21:31 | 鉄道 | Comments(0)

旅の記憶 2~3日目 

津軽鉄道の後は、五能線。
本当だったら昭和型ディーゼルキハ40でのどかに楽しむのだが、
時間都合上、今回は禁を犯して『リゾートしらかみ』に乗車。
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「五能線にリゾート列車なんか詰まらねぇ!」という私の勢いも
乗ってすぐにそがれてしまった。
窓が大きくて車窓をじっくり楽しめる、乗り心地が良い、景勝地
では停車or徐行のサービス。後はボックスシート車両があったり、
ラウンジカーで飲食が出来るとか、集客努力も行っている。
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途中の千畳敷で15分停車。発車5分前に汽笛3声の知らせとは面白い。
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十二湖を過ぎてから、夕暮れの海岸を走る。ここで徐行運転してくれた。
刻一刻と陽が落ちていく様をじっと観ていると無性に涙が出そうになる。
それだけ心の琴線に訴えかけるものがあるのだろう。
そして19時前に秋田着。2日目はここでおしまい。

3日目は羽越線を南下、酒田から陸羽東線に入る。
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珍しや、キハ58色塗装のキハ40にコーフン! 
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陸羽西線新庄行ディーゼルカー。何と終点新庄からは、この車両がそのまま
陸羽東線に乗り入れて小牛田行になるという風変わり運用。

陸羽西線は通称「奥の細道最上川ライン」。山峡を最上川に寄り添って進む
絶景路線。慌てて乗ったので山側に座ってしまい残念。
一方の陸羽東線は通称「奥の細道湯けむりライン」。名の通り、沿線は温泉
だらけ。瀬見温泉、赤倉温泉、中山平温泉、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉
といずれも湯量豊富な掛け流し。昔から湯治宿としても有名だそうだ。
なので3日目は東鳴子温泉の伝説の湯宿に泊まる事に。その話は次回。


by ut9atbun61 | 2019-03-12 00:42 | 鉄道 | Comments(0)

旅の記憶 2日目 PARTⅠ

初日は飛行機で大館に飛んで、弘前泊。翌朝6時46分の列車で五所川原へ。
そして五所川原で本日の行程を巡り、30分間悩む人となる。
①ストーブ列車と太宰の斜陽館を訪問コース(2回目)
➁昭和の香り残す弘南バスで奥津軽の中泊町を目指す。
結局、ストーブ列車の魅力が勝り、①を選ぶ。5年ぶりの再訪だ。
(上の写真は五所川原バスセンター、下は津軽鉄道五所川原駅。手書きの
 時刻表と冷たいプラ椅子がなんともいえない味を醸し出す)
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太宰治は、学生時代かなりはまった。自己矛盾は決して自分だけじゃないと
力づけてくれる作品ばかり。キザな奴は誰もが通る道かも。
また宮沢賢治が「世界全体が幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
と言った言葉よりも、太宰治のいう「家庭の幸福は諸悪の本」の方が私は共感
する(但し額面通り読まれてしまうと、我が家は大変な事が起きるので注意)。
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それから、芦野公園を散策して太宰になり切った後、津軽鉄道終点の中里へ。
その折り返しでストーブ列車に乗る!
昭和初期の鋼鉄製車両(車内は木造)の中央に達磨ストーブ。もうこれは戦前期にタイムスリップ。
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興奮しすぎる余りに、ストーブ列車酒を買い求め、ちびりちびりやっているうちに
酔って眠くなってきた。これはいかん!と現界と格闘するも、いつの間にか大海原
にこぎ出してしまった。なので全く車窓も雰囲気も味わえず、終了…。

午後からは日本一のローカル線、五能線全線走破する。       ~つづく~




by ut9atbun61 | 2019-03-10 22:45 | 鉄道 | Comments(0)

旅のソワソワ計画

今年は何処に行こうかなぁ? もう10年以上は経つだろうか。
毎年この時期は、毎晩独り、パソコンに齧りついて気炎を上げたり、
ヒッヒッと笑いを噛み殺したりと危険になる。
旅というのは意外と計画を立てている時が一番楽しくて興奮して、
実際旅に出たら、(勿論最高だが)意外と落ち着いている自分がいる。
まぁこのご時世、旅先で怪しかったら問題あるもんね。

という訳で、今年もテーマを探す。
太宰治、宮沢賢治、武者小路実篤、志賀直哉は辿ったし、あとレッ
ドアローの富山地鉄や恐山の麓、岐阜の山奥3セク巡り、と…。
そう逡巡しているうちに今年も決定!

 アマカスさんの潜伏先に行く+太宰の故郷再訪

アナキスト大杉栄殺しの主犯甘粕正彦、実は手を下してないという
説があって(『乱心の曠野』佐野眞一)、それを読んで好奇心をかき
たてられた。彼がほとぼりを覚ますために潜伏したのが宮城県鳴子
温泉。その当時の面影を残す湯治宿に投宿するのが目的①。
もう一つは、学生時代から影響を受けまくった太宰参りを再び➁。
ストーブ列車に乗って、飲めない熱燗をすすりながら雪の岩木山を
流して金木へ。おまけに五能線にも再乗。

そうと決まったら、もうその日が待ち遠しい。
早々に3月上旬の予定を全てキャンセル、外野は騒ぎ始めてるかも。
心ここにあらず、農作業もただこなすだけになってきた。
さてあとは1週間、家族の機嫌をとって、鶏の世話を快く受けても
らわなければならない…。



by ut9atbun61 | 2019-02-21 23:51 | 鉄道 | Comments(0)

稀なるマニアな携帯ばなし

人が携帯を持つ理由というのは色々ある。
私が持った理由というのは少し変わっているかもしれない。

一昨日種屋に行った。
先客は男子高校生とおぼしき人物。苗ものを物色中。
「若いのに野菜作りなんて感心だな~」
と軽く思う程度で、自分の買い物に専念。
お目当ての種をゲットし、レジに向かおうとした時、私のメール着信音が鳴った。
静かな店内に響き渡る、私に似ても似つかぬオルゴール音。
余談であるが、私は音量調節がよく分からず、いつもMax状態になっているため、
人前ではなるべくバイブ設定というのにしている。しかしその時はうっかり…。
はっとなり、手で押さえたものの、何のフォローにもならぬ。
案の定、レジにいた店員と先ほどの高校生がはっとなる。すると、意外にも高校
生が店員に向かって言った。
「え、今の国鉄時代に使われていた“ハイケンスの何とか”というやつですよね!」
店員は、はぁ?という怪訝な顔をした。そして2人は同時に音のした方に顔を向け
る。その視線の先には私がいる…。もう黙ってはいられないね。
「ああ、そうだよ。よく分かったね。…」
と続けて言おうとしたら、今度は電話の着信音である“鉄道唱歌”が鳴った!
私は“ゴッパーサン(583系)”の青い車体が描かれたスマホを取り出して耳へ。
高校生が目を輝かしたのは言うまでもない。

私が携帯を持つ理由はこれである。

※ハイケンスのセレナーデとは、クラッシック名曲で鉄道の車内チャイムの定番。
鉄道唱歌も、車内チャイムの大定番。これらを着信音にする事で、少しでも汽車旅
の気分を味わおうと携帯を持った訳。あと、東京で鉄道スマホカバーというのを見
つけて、そのケース欲しさに“仕方なく”スマホを手に入れた次第である。
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by ut9atbun61 | 2018-05-22 22:40 | 鉄道 | Comments(0)

旅に出る

忙しくなってきたから旅に出た。今年も相変わらずの日常からの現実逃避行。今回は広島スタート。
昭和の残り香漂う山陽路を青春18きっぷで東へ。
車窓に駅舎に電車、セピア色に染めてもおかしくない。
かつての難所“セノハチ”峠を越える。
国鉄の先達たちの血のにじむ努力に思いを馳せながら。今私達は乗っている、うたた寝をしながらのうのうと電車に揺られている。
周りは皆、スマホに夢中。平和で無味乾燥気味な時代になったのだろうか?
そのまま播州赤穂に寄り道をして、大垣の宿に。
今日はそれでおしまい。

by ut9atbun61 | 2018-03-09 23:22 | 鉄道 | Comments(0)

10月の愉しみ方

JR西日本が30周年を迎えたという。(余談、おくがの村と同い年だ!)
それを記念して乗り放題切符というのを発売するそうだ。
これがすごいという評判。
以下抜粋
「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」のここがポイント!
・おとな1万円 こども1千円
・ご利用日は10月の土曜日・休日限定!
・JR西日本全線の新幹線・特急・普通列車の普通車自由席が1日乗り放題!
・JR西日本宮島フェリー、指定する会社線の一部区間も利用できます。
・「こども」用もお求めやすいおねだんで、家族旅行にもぴったり!
・お一人様から利用OK!自由気ままな一人旅にも便利!
・発売枚数限定(1利用日あたり3,000枚)!
・「e5489」でカンタン予約!(駅、旅行会社での発売はありません)
・ご利用日の1カ月前から14日前まで発売!

これではピンと来ないだろうから具体的にどれだけ楽しめるのかプランを
出してみた。

「朝5時過ぎに津和野を出て、9時過ぎに京都に着いて、イノダでコーヒー
を飲む。それからサンダーバードで金沢に行って昼食をとって、北陸新幹
線で富山へ。そして駆け足観光して、帰れば23時前最終列車で津和野着!」

それか「川棚・温泉津・玉造・城崎と山陰横断湯けむりツアー」

はたまた「京都・奈良・吉野の歴史遺産ツアー」

マニアックに「小野田・宇部・呉・赤穂各線、瀬戸内ぶらり途中下車の旅」
なんてのも。

実は、新幹線新大阪博多間もJR西日本エリア内だ。
つまり「下関・小倉・博多うまいもん爆買いツアー」なんかもこの切符で
OK!ただし、九州内は新幹線限定だよ。

どんどん想像力は広がっていく。
さあ、10月はスマホを捨て旅に出よう!
by ut9atbun61 | 2017-08-28 21:58 | 鉄道 | Comments(0)

有機研修会の復路

群馬で開催された日本有機農業全国大会、その参加ついでにちょっぴり"鉄たび"を
愉しんだ。
この度は東京を素通り、まずは茨城の関東鉄道走破!
全線5キロ足らず、220円の竜ケ崎線。
昭和前回の車両が魅力の常総線。キハ20系統かな?
久しぶり運転席後ろに陣取り、かぶりつき。
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それから、横川から難所峠越えして、しなの鉄道、小海線と乗り継ぐ。
高原路線で名高い小海線。世界で初のハイブリッドディーゼルカーというが、特筆
すべきところは無し。初夏に窓から広がる風景とディーゼル音がいいのであろう。
小淵沢からは中央線で下る。ずっと一緒の行程の様子の若者に話し掛け、意気投合。
人見知り気味の大人しい大学生だけど、何か秘めたるものを持ってそう。
松本から大糸線で北アルプスと並走。流石に雪が溶けぬ世界で、ようやく冬を感じ
させてくれた。ただ絶景をロングシートで眺めるという何とも言えぬ間抜けさ。
まともに写真すら撮れぬと言い訳ができたが。
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学生くんとは大糸線終点糸魚川で別れて、富山地鉄ホテル泊。
窓から見える富山地方鉄道を指咥えながら見送る。レッドアロー、テレビカ―…。
時間の無さに恨み節。❝I’ll be back❞
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翌日には高山本線で高山に少し寄り道。ワイドビューひだにも乗る。
高山本線はいい(普通列車はやっぱりロングシートで不満だが)。
川と仲良く、峡谷を縫うようにして走る。途中には絶景『飛水峡』があり、心の奥
まで澄んでいくような感じがした。

今回も充実した旅…いや、研修で色々得るところもあった。
by ut9atbun61 | 2016-03-11 23:40 | 鉄道 | Comments(0)

葬式鉄

もう間もなく、ブルートレインが姿を消す。
(厳密にいえば「サンライズ」は夜行電車)
しかし最近、その雄姿を惜しむ報道よりも、葬式鉄にどう対処するかという話題
で持ち切りだ。何とも悲しい話である。
そもそも、葬式鉄とは何ぞや?
廃線になる路線や、廃車になる車両のラストランを現地で見守ろうという人種の
事だそうだ。特に最近はこの手の者達が増殖している。そして一部のマニアが暴
走して、公衆の至る所で迷惑行為を働いている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/21/news051.html


同じマニアとしては、葬式鉄の気持ちが分からないでもない。
最後のひとときを一緒に過ごしたい!
賑やかに派手に、列車を見送ってやりたい!
最終列車がホームを離れる時、口々に「ありがとう!」「お疲れさん!」という
声を聞くと、私も嬉しいやら哀しいやらで涙が出そうになる。
最早鉄道は、擬人化されているのだ。“鉄道むすめ”なるものがある。
そうすれば、さしずめブルートレインは、“ハイカラじいさん”かな。

けれど、余りにも自分勝手過ぎる行動ばかりだ。ええ大人がなんでそこまでする
のか…、と。マニア度が増すに反比例して社会常識というのが失われているよう
な気がする。周りが見えなくなるほど好きなのは、決して格好良くない。
いくら騒いでも、カメラに収めてもブルトレが廃止されるのは変わらない。
問題を起こせば、それだけ規制が厳しくなっていくのに。
皆が飛びつくからオレも…、というような集団心理が働いてるのでは、と思って
しまう。おそらく、北海道新幹線の開業式にも彼らは乗り込んでいき、同じよう
な騒ぎを起こすであろう。新幹線がブルトレを駆逐していっているはずなのに…。

鉄道マニアは余りにも市民権を得過ぎたのだろう。
いっその事、一度、“平成の鉄道大弾圧”でも起こるといいかもしれない(笑)。
政府からJRロゴの踏絵などを強要されたりなんかして。
“隠れ鉄”が出てきて、少人数でひっそりと鉄道を愛でるこそ本来の姿だ。

そんな妄想に浸っている前に、新幹線やリニアだらけの日本列島になったら、私
はさっさとマニアを引退するだろう。
そうして“元鉄道マニア”という肩書でマニア分析でもしようかな。
by ut9atbun61 | 2015-01-22 23:10 | 鉄道 | Comments(0)