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たまたま通信9月号

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# by ut9atbun61 | 2019-09-09 20:19 | たまたま通信(養鶏) | Comments(0)

発酵ごっこ

今日は、音鳴文庫主催で糧にて『日本発酵紀行』(小倉ヒラク著)の発刊イベント
が行われた。2時間半はあっという間。かなり深掘りな話で面白かった。
その内容は本を買う事でそれに譲るとして、小倉さんが発酵を巡る旅の過程を重視
しているところにいたく共感した。点から点でなく、細くて長い線を引くように旅
する。そうする事でその地域地域の微妙な風景・文化・風(特にこれが面白い!)
の違いとかが手に取るように分かる。
ゆっくりあて無き旅は発酵に似ている。ぼーっと眺めていてもよし、じっくり向き
合ってもよし、とにかく時間軸を取り外して壺という汽車に揺られていればいい。
途中下車をして変化を楽しむ事ができるし。
最近、自宅で発酵ごっこは楽しんでいるが、今度は旅をしたくなってきた…。

そして最後に一つ質問をして返ってきた答えに青ざめた。
乳酸菌というのは、せいぜい1週間で弱ってしまい、雑菌が繁殖してしまうとか。
そういえば、2か月前に作った米のとぎ汁発酵液をいつも使っていたなぁ!
風呂に入れたり、顔を洗い、口をゆすぎ、薄めて飲んだりして。甘酸っぱくて丁
度いい味だと思っていたが、大繁殖した雑菌達を盛んに取り入れてたという訳か。
何となくお腹痛くなってきたような気がした。しかし、そもそも周囲の人間から
「お前は少々の病原菌なんか寄せ付けない生き方してるから大丈夫だよな!」と
イメージや生活スタイルで言われて続けてきた。そう考えると、むしろ私の身体
そのものが雑菌?であって、そう危惧するようなことではない。
じゃ大丈夫か、今夜もそれで顔を洗い、口をゆすいで、飲もうと思いかけたが…
それだけはさすがにやめた。
明日新しいとぎ汁発酵液を作り直そう。そう思って残りの液体を流しに捨てた。
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# by ut9atbun61 | 2019-08-31 23:26 | 田舎 | Comments(0)

パサール満月祭へ

昨日は久しぶりパサールへ。ここ2週間は殺人的な暑さと忙しさで丁度海フォンの
充電が切れかかっていたところだった。ステージもまた久しぶりでグダグダしかけ
てたが、メンバーのフォローで何とか乗り切れて多少充電が出来た。
それにしてもパサールはいつものように国籍人種年齢雰囲気問わず全てを受け入れ
る雑多な空間で、私以上に濃い人達がめいめい自分の時間を過ごしている。

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そして夕暮れのパサール海岸に出会う。ちょっと海に浸かって、その後夕焼けの一
部始終をぼーっと眺める。その時ふと思う、こんな何もしない、何も考えない贅沢
っていつ以来だろうか?最近はせっせと暇無駄を省く事に夢中になってたかな。
考えてみれば農業って不思議な職業である。土に向き合い、自然に即した作物をこ
だわって育てていけばいくほど、田舎に来た意味を見失い、里山の移ろいに鈍感に
なっていく。そんな事にハッと気づくと少し怖くなる。
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まあ自然に憧れるとはいっても所詮は現代人、常識やら習慣やら時間やら評価やら、
場合によっては暮らしやら家族といったものまでの様々な装飾品を皆、身体中にじ
ゃらじゃらとぶら下げ歩いている。それを自慢げに颯爽との人もいれば、息も絶え
絶え辛そうな人もいる。“○○たれ”という訓示みたいなものはないので、どうしよ
うかと考えていくうちに、いつの間にか小さな舞台で演じ始めている。
なるべくなら自分に正直でありたい、と格好つけたりして。
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結局パサールは魅惑的なトロピカルドリンク、私はグラスの中に飛び込んで溶けて
しまう事はできないだろうが、ちょくちょくグラスの縁から滑り込み、その波間に
漂ってチビチビ味見をしながら夢想したいなと思っている。

明日から再び生活の柄を着こなしていかねばな

# by ut9atbun61 | 2019-08-13 23:57 | 音楽 | Comments(0)

亡羊の嘆

最近、とうとう奴が言う事を聞かなくなってきた。
外出中は、公衆の手前もあって多少仕事をしてくれるのだが、自宅に戻ると
うんともすんとも言わずふてくされている。こっちが本気で怒ると、慌てて
過去の話を持ってくる。おかげで私の友人知人からは大ヒンシュク。
もう奴と耳寄せ合って4、5年、指で撫で始めてから2年になろうかというのに。
昭和を背負った私は鉄拳制裁で根性を叩き直してやろうかと思ったりしたのだ
が、友人から忠告された。
「それは止めた方がいい。昔はそれでよかっただろうが、今の時代そんな事し
たら逆効果、それより病院に行った方がいいよ。」
それならと、素直に従ったのだが、山口、小野田とたらい回しされた挙句、広
島か電話での治療を求められた。ちょっと、それは無いよ、三木谷さんよ!
考えてみれば、元々折り合いの悪かった仲で、私はいつも奴を批判していた。
「恥も外聞も無く所構わず声出してんじゃねぇよ。それにオレらを手玉に取って、
日本人を骨抜きにしやがって!自分無しでは生きていけないと思ってんだろうが、
そりゃ大間違いだ、オレは要らないよ。」
そう強がっていたのだが…いつの間にか奴はピタリと寄り添うように。
そうなると私も満更でもなく、いつも一緒に行動するようになった。
サイズ違いの鉄ちゃんの服を無理矢理着せて、これ見よがしに…。
今そのしっぺ返しが来たって事か?
しかし、最近奴と一緒に行動しなくなって、思う。
静かな日常が帰って来た。凄く肩の荷が下りた様な気がする(元来私は対声恐怖
症だから)。奴がそばに居ると、いつの間にか必ず奴の期待に沿おうとしていた。
居ないなら居ないでいいんだなと。

ってな訳でしばらく携帯が使えなさそう、ひょっとしたらやめるかも、という
お話でした。

# by ut9atbun61 | 2019-08-11 23:33 | 田舎 | Comments(0)

アスパラ視察研修 ~滝本農場~

二つ目の視察先は滝本農場。有機アスパラの老舗だ。
コロポックル村とは10分も離れていないが、経営理念・栽培方法など
全てにおいて真反対。ちょっと面食らった。
そもそも、電話口の対応が大ざっぱで、「スケジュール調整を」と言うと適当に
来ていいよとの事。そして前日連絡すると、「夕方ダメだから昼イチで来て」。
お会いしてその風貌で納得。
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佇まいがカッコイイ、白髭にテンガロン&デニムつなぎ。
もう見た目で師匠と呼ばせて頂きます。(危うく、父さん!と言いそうになった笑)
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確かアスパラ面積は5ha(たまたま農園の500倍面積!)。
ハウスでなく全て露地栽培。写真の通り、ほぼ放任栽培。
本人曰く、「アスパラは随分昔から取り組んでいるが、いかに手を掛けないか、
収量だって反当りで計算するのではなく、大面積やればそれだけ量は取れる。」
「病気だって面積作れば、出て当たり前。ダメになったところはそれでいい。」 
なんて私の考えにぴったりな!そう言ってては来た意味がない。
ただ続けて、滝本氏が「だが、最近は息子がクロポックルに勉強に行ってきて、
やれ防除だとか立茎だとかやっておるが、世代が違うと変わって来たな。わし
はそんな手間を掛ける事をしなくていいと思うがね。」と。
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紫アスパラも取り組んでいるが、これも息子の方針だとかで、やや不満げ?
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ホワイトアスパラの収穫跡。実はホワイトアスパラは先駆的だったようで、
クロポックルの赤井さんもここで習ったとか。
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40aニンニクは30年自家採種続けてるそう。
大きさはそこそこだが、味がしっかりしてるとか。
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ブルーベリーは巨大鉢栽培。水やりはスプリンクラー。何故こんな
やり方を?と問うと、冬の雪で全て埋まって、更には枝が折れてし
まうから冬季は寝かせているとか。good idea!
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ニンニクを少し頂きたいという無理なお願いも快く承知して下さった
滝本さん大変お世話になりました。また勉強に行きます!

あっという間の2日間だったけど、逆境の天候の地島根で必ずや絶品
有機アスパラを作ってやるぞ!という意欲をかき立てられた。
あと、相談相手を得られたという安心感はかなり心強い。
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最後に札幌場外市場に寄って、鮭親子丼を食べて大満足の学校サボり野郎。

# by ut9atbun61 | 2019-07-24 22:58 | 農業(有機) | Comments(0)