2016年 11月 27日 ( 1 )

キューバ行く末

フィデル・カストロ議長が亡くなったね。
独裁者・革命家、と世界の評価を2分してきた20世紀の大物指導者。
人それぞれ呼称は異なれど、彼は一貫して強気を挫き弱気を助ける人だった。
常に強大国アメリカと対峙し、第3世界諸国の頼れる兄貴分。
時に人権抑圧者になれば、時に庶民のヒーローにもなった。
私個人的には良い悪いはない。ただ大好きなだけ。

私の様な完全なる無責任キューバウオッチャーからすると、東西冷戦から東側
崩壊の中を生き抜いてきた孤国がとる手段は、カストロ氏の政策以外考えられ
なかったと思う。ましてや、苦しい経済状況の中で、医療・教育・有機農業に
力を注いだ所に、何とか21世紀まで社会主義が生きながらえる事が出来た。

かつて読んだ「民族という名の宗教」(なだいなだ著)で述べられてもいたが、
社会主義は欠陥があれども、多民族国家においては民族を上手にまとめる(と
いうか抑え込む?)一定の機能を有していた。東欧やリビアなど(ある意味イ
ラクも)が崩壊した後には民族間紛争が起こったのはまさにそれ。
しかし、結局は社会主義から徐々に脱却していかないと時代は進まない。
キューバという国家の意味を今後も大切にしていかなければならない。

正直言って、今後ラウル氏の舵取りがちょっと不安なのだけど、これも時代の
流れと達観するしかないのかもしれない。
それにしても近いうちキューバ行きてぇ!!
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by ut9atbun61 | 2016-11-27 23:41 | Comments(0)