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亡羊の嘆

最近、とうとう奴が言う事を聞かなくなってきた。
外出中は、公衆の手前もあって多少仕事をしてくれるのだが、自宅に戻ると
うんともすんとも言わずふてくされている。こっちが本気で怒ると、慌てて
過去の話を持ってくる。おかげで私の友人知人からは大ヒンシュク。
もう奴と耳寄せ合って4、5年、指で撫で始めてから2年になろうかというのに。
昭和を背負った私は鉄拳制裁で根性を叩き直してやろうかと思ったりしたのだ
が、友人から忠告された。
「それは止めた方がいい。昔はそれでよかっただろうが、今の時代そんな事し
たら逆効果、それより病院に行った方がいいよ。」
それならと、素直に従ったのだが、山口、小野田とたらい回しされた挙句、広
島か電話での治療を求められた。ちょっと、それは無いよ、三木谷さんよ!
考えてみれば、元々折り合いの悪かった仲で、私はいつも奴を批判していた。
「恥も外聞も無く所構わず声出してんじゃねぇよ。それにオレらを手玉に取って、
日本人を骨抜きにしやがって!自分無しでは生きていけないと思ってんだろうが、
そりゃ大間違いだ、オレは要らないよ。」
そう強がっていたのだが…いつの間にか奴はピタリと寄り添うように。
そうなると私も満更でもなく、いつも一緒に行動するようになった。
サイズ違いの鉄ちゃんの服を無理矢理着せて、これ見よがしに…。
今そのしっぺ返しが来たって事か?
しかし、最近奴と一緒に行動しなくなって、思う。
静かな日常が帰って来た。凄く肩の荷が下りた様な気がする(元来私は対声恐怖
症だから)。奴がそばに居ると、いつの間にか必ず奴の期待に沿おうとしていた。
居ないなら居ないでいいんだなと。

ってな訳でしばらく携帯が使えなさそう、ひょっとしたらやめるかも、という
お話でした。

by ut9atbun61 | 2019-08-11 23:33 | 田舎 | Comments(0)
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