よしりんの凄さ
ここのところ政治が騒がしくなってきた。私は余り目を向けまいとしてきたが、お
粗末過ぎてついつい突っ込みたくなってくる。 けれどもテレビに出てる政治評論家の先生達は、色眼鏡をかけてみたり、面白エピ ソードを披露したり、予想屋ばりの分析をしたりと、自己満足の域を出てない。 そんなもんで、結局は自分の頭の中でグルグル日本の未来を想像しては悲しくなっ てしまう。 ところが近頃、激しく共感するような意見を発している人物がいる。 “よしりん”こと小林よしのり氏。言わずと知れた漫画界の異端児。 共謀罪の時も真っ当な意見を述べていた。 http://ut9atbun61.exblog.jp/27895045/ 山尾氏の不倫問題も「公」と「私」を混同した世間のいじめともいえる声を批判し て、積極的に応援している。 今回の小池騒動も、当初は反安倍の風として評価していたが、手法・政策が明らか になるにつれ批判へと転じている。 「枝野幸男氏に告ぐ」 枝野幸男氏が新党を立ち上げるという。朗報だ。 無所属でやるつもりの議員も、枝野新党に合流した方がいい。 希望の党は、枝野新党が出来れば、票を食われる。 小池百合子も出馬できなくなるだろう。 結局、維新の党並みの、自民党の補完勢力にしかならない。 しかも「リベラル排除」した党だから、自民党より酷い「極右政党」になる。 希望の党に行った者は、信念を捨てた政治屋として、今後、評価がガタ落ちになる だろう。枝野新党が気をつけねばならぬことは、社会党・社民党の二の舞にならぬ イメージ作りだ。左翼には絶対にならぬ、親米保守・属国保守にもならぬ、そして 護憲派の受け皿になる、本物のリベラル政党を作るアイデアを、わしは辻元清美氏 に伝えている。枝野氏はぜひ検討して欲しい。 わしが会いに行って、具体的に説明してもいい。 枝野新党は「民主党」になるようだが、それでいい。 奇妙なねつ造語よりも、「民主党」の方が分かりやすい。 この文章がいわゆる“左”(護憲リベラル)側が発しているのであれば、私は興味を 持たない。しかし正反対の“右”(改憲保守)側の発言だからこそ説得力がある。 政治家にとどまらず、人間誰しも他人(側)の批判は簡単に出来るが、自分(側) の批判はとても難しい。よしりんは自分の思想信条に凝り固まることなく、ニュー トラルに物事を捉え、慎重に「正義」というものを探っているようにみえる。 だからこそ、思想信条が違えども共感できる。 今後もよしりんの発言に注視して陰ながら応援していきたいと思っている。 ただ、いずれは立場が異なり離れていく時がくるんだろうと思うけど。
by ut9atbun61
| 2017-10-02 22:14
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