笑神のフォークシンガー

ジャパニーズフォークの開祖、高石ともや氏が津和野に!
浄土宗僧侶による石見地域巡礼コンサート。
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是非観に行こうと思って蓋を開ければ、いつの間にかミニマルシェをやる事に。
(おかげさまで結構売れました)
そして何と!コンサートの前座まで務めさせてもらった。恥ずかしいやら嬉しい
やらで。
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高石さんは御年74歳。昔シンガー、今ランナーというぐらいで、現在は日本を
代表するシニアランナー。第1回トライアスロンでは優勝、ホノルルマラソンは
40回連続出場というツワモノ。
昔『ホーチミンのバラード』など唄ってた過激反戦歌の面影は薄い…。
がっちりした健康体から元気良く繰り広げられる声。何かフォークシンガーらし
くない。またコンサートも唄より話が長く、内容も生死にまつわる説法っぽくて、
ある意味期待を裏切られた。けれども心には十分響く内容だった。
「上を向いて歩こう」「あの素晴らしい愛をもう一度」などのヒット曲は、実は
作詞家の思いと全く正反対だとか。本来、人生の辛さや苦しみに遭遇して何とか
それを乗り越えようとするシリアスな内容なのに、音楽プロデューサーや歌手達
が明るく軽いノリに仕上げ、そのまま大ヒットしたそうだ。だから皆で手を叩い
て合唱しようとなると違和感を覚える、と。
確かに、テレビでフォーク歌謡の大物が音頭を取って、最後に全員で大合唱して
いるシーンをよく見かける。高石氏は決してそんな歌い方はしたくないそうだ。
また「あの素晴らしい~」の歌詞は、1番を20代向け、2番を40代向け、3番を
60代向けてフォークルの北山修氏が作ったという面白いエピソードも聞けた。

歌は少ないながらも、大きく響く歌声とマーチンの箱鳴りギターに酔いしれて、
1時間半を堪能できた。
終わったら、早速高石さんを突撃。ツーショット写真を頂く。
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間近で拝見すると、強烈な笑顔のオーラに覆われている。
その優しさについ、フォークとは?なんて質問をしてしまった。
「僕はね、余り皆と一緒に昔の唄を歌おうなんてしないんだよ。でも最近、なぎ
ら君が慕ってきてくれて、時々一緒にやるんだよ。大体僕は、自分のことミュー
ジシャンだなんて思っていないんだよ。ただ人と会って、話して、感謝して、修
行しているだけ。そんな気持ちで君も唄を歌っていったら長く続けることが出来
るよ。」
私はただ興奮してたから、あんまり覚えてないが、確かそんな事を言ったと思う。
とにかくその言葉、頂きました❢
やっぱり孤高のフォークシンガー、ここに在り。
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by ut9atbun61 | 2016-10-11 23:50 | 音楽 | Comments(2)
Commented by Hosshy at 2018-07-18 09:43 x
すごいですね!すごい!
Commented by ut9atbun61 at 2018-07-18 12:38
いいでしょ。高石氏はもはや神になってますから!
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