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希望の種蒔き

農業の話。
昨年から今年にかけて、農業という言葉につい力が入る。
私にとってちょうど転機と思うべき事が目の前にある。

昨年、高津川倶楽部という有機流通会社が誕生し、今年から有機のがっこうin
高津川が始まり、ちょうどいいタイミングで農協の補助金と出会った。

今まで私は、いつも「農」を積極的に語り、「業」を口にする事は無かった。
何だか金儲けの匂いがして避けていたし、語る程の自信が無かったとも言える。
しかしここんとこ思うに、「農」だけでは愉しさの域、「業」が加わると苦し
さが伴う。ここ数年は四苦八苦してばかり。
しかし苦しいばかりではない。多収や秀品によって売上が上がったり、評価を
得る嬉しさが伴ってくる。また探求心と向上心が格段に増す。
何か「業」を得た先に本当の「農」が見えてくるのかもしれない、そこまで思
うようになった。
うちの師匠の、金儲け否定的自給自足論を乗り越える時期なのかもしれない。
それは勿論、全否定ではない。思想として根底に置きつつ、農業の一般的価値
を上げるため(自他ともに)の一つの戦略とでも言おうか。

有機のがっこうの山下先生は言う。
「朝から晩まで農業の事を考えろ。」
「とにかく畑を1日中観察しろ。」
もはや先生の言う事は「業」というより「行」である。
その中で見えてきたものを実践すると良いモノができる。それを販売して初め
て「業」が成り立つのかもしれない。

さぁ、これから頑張っていいモノを作るぞ!というワクワク感と、行く手を阻
むであろうハンパない困難を思って、心が揺れ動いてはいるが、前に進む以外
手は無い。「Iターンの先駆け」とか「有機農業に取り組んできた」といっ
た形容詞を無駄にしたくない。それよか更に磨いて、そんな装飾を全て捨て去
ってスリムに格好良く見られたい。
色々と夢は膨らむが、確実に、堅実に、実践していきたい。
早速明日から、来年の事を考えながら緑肥種まき。
by ut9atbun61 | 2016-09-22 21:20 | 農業(有機) | Comments(0)
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