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農夏は1日にしてならず

夏! 世は真っ盛り。友人たちは海へ、山へ、街へ、故郷へと繰り出す。
中には海外というゴージャスな奴も。
そんなネタをぼんやり聞き流しながら、忙しさに尻叩かれせっせと農作業。
収獲→準備→出荷→野良仕事→収穫→準備→出荷→…。大体このスパンが
1~2日。普通の農家では当たり前の事。
しかし我が家は夏休みともなれば嫁子供は帰省。出荷配達という仕事が増
えるのだ。だから「やった―、自由だ!」と手放しにはならない。
草刈、掃除、洗濯、食事、とおまけが幾つでもついてくる。そしてたまに
は、夜にでも英気を養わねばならないし。
おかげで最近は、座った時に睡魔に襲われるという始末。風呂、運転中、
夜読書と何やら危なっかしくなってきた。

以前の真夏はそこまでではなかった。
ヘリコプターの農薬散布の手伝いをやっていたから。作業は朝5時から夜8
時までと丸一日ではあったが、日中4時間ほどはフリー。読書やギターと
そこそこゆとりがあった。それでいて収入もそこそこ。
けれど、農薬は私の心と体に合わないので、5年ほどで白旗を挙げた。
勿論、その5年間は意味があったと思っている(嫌々ではあったが)。
農薬の実態を身近に感じ取れたし、現在有機でやっててもあの時があるか
ら周囲も理解してくれている(と思う)。

ただ夏場に空散分の収入を得るためには大変な事だと今更実感。冒頭の勢
いでやってもなかなか得られないお金。小さな自転車操業の感。

身体は終始悲鳴を上げているが、忙しさ故、暑さを多少忘れられるという利
点もある。「やれ終わった」と薄暗くなり始めた空を見上げると、もう涼し
い風が頬を撫でてくれる。

そろそろ、1人役の体力的限界が見えてきたので雇うという事も考え始めな
ければならない。まだ研修生を段取り良く指示出来てない私には、至難の業。

盆が過ぎるとすぐに秋作業の準備が始まる。
くそー!青春18きっぷよ。お前も自慢しながら私の前を素通りする気か‼
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by ut9atbun61 | 2016-08-12 22:03 | 農業(有機) | Comments(0)
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