小さな区切り
真ん中の子供が無事に卒園を迎えた。
子どもの成長が早い、とぼやいている隙に成人していくという。 その大切な区切りだから、ちゃんとして欲しいと嫁に言われた。 その「ちゃんとして欲しい」というのは、どうやら背広を着るという事と、 挨拶で変な事を言わないという事らしい。 私には随分ハードルが高いが、頑張った。 今年の卒園は蒔郎たった一人。 周囲からは「可哀想」「寂しいね」と心配をもらってはきたが、本人は全く 気にせず、先生や年下から構われる事、全て独り占め。私から見れば、羨ま しい限りだった。 卒園式もなかなか素敵だった。 皆が蒔郎に注目! 本人はあほづらして照れまくり。シアワセが画面からはみ出してしまった。 態度はデカいし、顔がでかい。それならばと蝶ネクタイをでかくして。 感動感傷で涙があちこちで見受けられ、こんなにも可愛がられてたんだと、 私もほろっとした。 だが、ここで涙腺が緩まない自分を叱咤しながら、次は入学式に向けて訓練を しなければ。
by ut9atbun61
| 2015-03-28 23:21
| 田舎
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