宇根豊 講演会

 11月2日 益田グラントアで宇根豊さんの講演会があります。
元普及員であり、田んぼの生き物に最初に注目した人。
間違いなく、ためになるいい話なので是非足をお運びください。
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最近、宇根さんは矢鱈と“農本主義”という言葉を使っている。
実はこの“農本主義”、現代では殆ど死語となっているであろう。
しかし私にとっては、農業を始めるきっかけとなり、生涯のテーマでもある。
その理由は次回に譲るとして、宇根さんの考え方がまとまっている文章を見つけた。
以下、人の文章の抜粋より。

 近代化への違和感
自然に働きかける農は、近代化できないのではないか。資本主義とは、経済成長とは相容れないのではないかと考え、その原因を探した。
 在所の価値をナショナルな価値よりも優先する考え方
農よりも工業や商業が尊重され、田舎を置去りにして都市が発展するのは、経済的な国益の偏重だと見抜いていた。
 百姓仕事がもっとも人間らしい仕事
百姓仕事ほど天地と一体となる境地であって、もっとも人間らしい仕事だと体でつかんでいた。近代的な賃労働は、労働とカネを同等に見るもので、堕落だと指摘した。
 さらに、
「しょせん経済成長などは、近代化できないものを犠牲にして、あるいは土台として成功したのではないか。農はその土台を提供してきたために、ぼろぼろになったのだ。」
「自然の生きものに生産性を求めるのが破廉恥のように、百姓仕事にも経済成長を求めるのは危険思想だ。」
「多くの国民が「自然は大切だ」と言うのなら、これ以上農に生産性を求めてはいけない、ということだ。百姓仕事が支えてきた「自然と人間の共同体」こそ、社会の共有財産であるからだ。」
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by ut9atbun61 | 2014-10-24 21:08 | 農業(有機) | Comments(0)
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