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トーク&ライブ

 昨日は3カ月ぶりにギターを人前で弾いた。
最近は百姓仕事ばかりなので、指の動きがいまいち悪い。
お客さんはずっと専業農業をやって来られた大先輩達の前。
かしこまって聴かれると緊張感が増す。それに加えて一時間喋りながらという
条件を付けられて大変閉口した。
 そして何とか無事に終わったと思ったら、元気のいいじいちゃんが、
「あんた、自作の唄を沢山うたっとるなら、ついでに何か演歌を聴かせんさい!」
とんでもない無茶ぶりをする。周りも示し合わせたように頷く。
「演歌なんて本来は艶歌であって…」と講釈を垂れたくなるのを我慢して黙って
いると、
「あんたの好きな演歌でいいから、まあやりんさい」
相手は譲歩してくる。私にとって譲歩でも何でもない。実は演歌なんて、キ…。
そんなことやっぱり言えない。
「あの、あまり分からないのですが、『北国の春』ぐらいだったら。そのかわり皆さん
一緒に歌って下さいよ」
いつの間にか妥協してしまう自分。今までも何度となく同じシーンに出会ってきている。
その窮余の策として自然に覚えた切り札。
 だけれども、皆さん大変喜んでくれるので、歌いながらこれもありかなと思う。

 御礼として昼食のお弁当3つに謝礼(身分不相応額!)を押し頂く。
 そして帰りに、横田の知人宅に寄って弁当食べて、パンツ一丁で匹見川(高津川)
に飛び込む。色んな汗を流して、鮎に足のマッサージをしてもらい、幸せな気分に浸っ
て帰路についた。
 
 
by ut9atbun61 | 2011-07-29 21:59 | 音楽
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