オノマトペ
今日も集落の田植え。朝早くから陽が落ちるまで、2町歩以上。
若者が少ない田舎では、私らが苗を運びます。約250枚トラックに載せたり 降ろしたり。もう ぐなんぐなん に疲れました。 このぐなんぐなんという言葉は、『学校』(山田洋二監督)という 映画の中で紹介された詩に出ていました。とても不思議な言い回しでありながら、 何故か納得してしまう、大変面白い表現です。おそらく、体験した人しか共感できない 感覚かもしれません。 このような擬音、つまりオノマトペはとても魅力があります。子供でも 分かりやすく、大人をうーんと唸らせる言葉です。また一言で的確な表現ができ、 文章にリズム感がのってきます。 宮沢賢治の作品はオノマトペの宝庫です。 今日みたいな暴れ風が吹く日は賢治さんの言葉を使いたくなる。 「どっどど どどうど どどうど どどう」 幼い頃、宮沢賢治の童話に出会って、今また“百姓”を始めて再会する。 何か新しい発見がありそうな気がします。
by ut9atbun61
| 2010-05-06 21:45
| 本
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