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たまたま通信4月号

遅ればせながら、たまたま通信4月号。
無農薬アスパラガス、始めました!
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# by ut9atbun61 | 2019-04-19 20:29 | たまたま通信(養鶏) | Comments(0)

キレる医者

いつも思うのだが、地元のおっさんらの世話話は面白い。
歳を重ねていくと、ネタは老・病・死と暗い話題が多くなってくるのだが、
これがまた目茶苦茶面白いのだ。一種の地の話芸なんだろう。
今日は地元の小さな神様の祭りで、60~70代のおっさんらが話音頭を取った。

「昔わしらが子供の頃は、貧乏だったから砂糖なんか無くてなぁ。」
「おかげでこの辺りの子供らは虫歯が一本もなかった。」
「ところが今や総入歯になってしもうた。食べ物が変わったからのう。」
なるほどなぁ、先日の映画に出てた真弓定夫先生も歯磨きしなくても虫歯1本も無
いって自慢してたなぁ、と感心していると、
「ワシは最近、歯が痛くなって○○歯科に行ったんじゃが、あそこのババアが検
査をしてジジイが歯を削ったところ場所が違ってたもんで、わしゃぁ大文句を言
ったら、『はぁそんな文句言うんだったらもう来んでいい!』と言われたんじゃ。
わしゃぁ腹が立って腹が立ってあれからほったらかしじゃ。」と大爆笑。
「あんたが腹立てるとはよっぽどだな、確かにあそこのジジイはひどいからな。
昔は……な事もあったな。だが今の若いのは腕がいいというじゃないか。」
「昔、××におった●●という医者、あいつはひどかった。ある時腹を立てた奴
が、『てめぇ殺してやる!』と言ったら『おー殺せるもんなら殺してみぃや』
と言うて、ひどい喧嘩になったもんじゃ。もうヤクザじゃ。」
この後も嘘のようなホントの話が延々続いて、笑いまくった。

確かに今のお医者さんというのは、皆さん真面目で親切でいて丁寧な対応される。
(隣町の耳鼻科は大変厳しい先生がいらっしゃって、患者をすぐ叱るため、ほか
の耳鼻科に皆流れてしまうとかで、今や予約無でもすぐ診てくれる珍しい存在だ)
私が幼い頃でも、結構激しい医者が多かった記憶がある。
歯医者では怒鳴られ、耳鼻科では耳が千切れるほど引っ張られ、(何処かは覚え
てないが)大声で泣くと口に布を突っ込まれたことも。
今の時代だと虐待扱いになるんだろうか?
医療費が社会を圧迫しつつある現在だからこそ、キレる医者、怖い医者、無茶な
医者、不気味な医者さん達が跋扈してくれると、医者にかかるのはもうこりごり
だ!といって皆健康に気を付けるのではないだろうか?
そんな下らない事を考えつつ、近々、(おそらく)慢性中耳炎で耳鼻科に行かな
ければいけない、さて患者のいない叱る医者に行こうか、はたまた3時間待ちの
優しい医者のところに行こうか、おっさんらの笑い声の中で、結構本気で悩む私
であった。




# by ut9atbun61 | 2019-04-14 23:02 | Comments(0)

岐路に立つ読書のススメ

私の数少ないポリシーの一つに『読書のススメ』というものがある。
幼少の頃から、母親にテレビ・ゲーム・漫画を極端に制限され、その上一人っ子で、
群れるのが好きじゃなかったために、その代償に母親から強制読書を頂戴し、いつ
の間にか本の世界にのめり込んでいった。
その足跡の良し悪しは全く分からないが、取りあえず、自ら歩んだ道だけに子供達
にも辿って欲しいという親心、それで子供達(身内だけでなく絡んだ子供全てに)
には口うるさく本を読めと言い続けている。たとえ勉強はしなくても、本さえ読ん
でいれば…、と言った具合にだ。
ところが、今日見事に一本取られた。

朝、嫁さんが何やら子育て講演会があるとかで、いそいそと出掛けていった。
そして帰って来た時には、自信に満ちた、いや勝ち誇ったような顔で私の前に仁王
立ち。これにはたまたま鶏を捌きに来ていた友人も、何だ?とびっくり。
「いやー、今日の講演会は為になったねー。」
と私の反応も待たずに、受け売り子育て論を一気にぶち上げ始めた。
私は“評論家の語る子育て論なんて”という頭があるから、早速お得意の聞き流し頷
き法を実践してたが、その中で「15歳までは読書は必要ない!」「漢字の反復練
習はしなくてよい。一切書かずに覚える事ができる!」なんて言い出したもんで、
ついカチンときてしまう。
「そりゃ目茶苦茶だな!そんなトンデモ教育論を聴きに行ったん?子供に読書させ
ないで感性なんか生まれる訳ないだろ、考える力も養えないし。あ、オレがいつも
文句ばかり言うから、仕返ししたいんだろ。」
しかし嫁は涼しい顔で笑いだし、話を遮る。嬉しくて仕方ないと言わんばかりに。
「あー、そうくると思った。けどね、15歳、っていうのは自己確立する時期なん
だけど、それまでに読書を沢山してきた人達は、15歳過ぎたら自分探しの旅に出
ちゃうって。それ聞いて思わず友達と声出して笑ってしまったよ。あ、身近にその
失敗例があった!ってね。」
突然そんな事を言われたもんで、「うっ」と言葉に詰まった。すぐに開き直って、
「自分探しをしてどこが悪い!」って言い返したんだが…なんだかなぁ。

考えてみれば、40半ばのおっさんが家族そっちのけで自分探しの旅をするって、
恥ずかしぃ、もう外聞悪すぎるって。
決してそんな大仰な旅でなく、鉄道マニアとしての最後の矜持なんだが、結局傍
から見れば糞も味噌も一緒なのだろう。
だからと言って、止めるわけにはいかない。
これからは、余りエラソーに旅に出るから!なんて高言するのを止め、やや恥じ
らい気味にちょいとそこいらまでと、つぶやく事としよう。
そして読書をしろ!と見下ろし公言するんでなく、子供達の耳元で「きっと本を
読んだら楽しい事が起こるだろうにね、おじさんは読んで欲しいなぁ」と猫なで
声でささやいてみようかな。


# by ut9atbun61 | 2019-03-31 23:51 | | Comments(0)

開拓の後ろ側で

満州マニアの私にETVはまた知られざる情報をくれた。
「彼らは再び村を追われた 知られざる満蒙開拓団の戦後史」
歴史として語るには余りにも重く辛い現実がここにある。

昭和期戦争中、食料を求め開墾地を探し、政府の勧める中国東北部に移った満蒙
開拓団の人々。当初はそこそこ平穏に暮らしていたが、戦局悪化と共に現地の防
衛隊である関東軍に見捨てられ(先に逃げ出した)、半数以上が命を落とし、ほ
うほうの体で日本に逃げ帰ってきた。
ところが戦後の日本では、経済低調でどこも受け入れるところが無くて(故郷で
さえ)、再び政府の失業対策・食糧増産というスローガンで、今度は国内の山間
地や沿岸部(つまり未墾地)に入植する事になった。しかし、所詮は農地に向か
ない土地(だから開墾されなかった)、そこでも多くの人が苦しみ脱落していく。
時は高度成長期、これからは観光・産業立国だと頭の良い人達は考えたのだろう。
成果上がらぬ開拓地に目を向け、スキー場やレジャー施設、原発等の誘致を決定。
開拓民達に僅かな補償金を支払い、退去を勧める。成田闘争などは代表的な例で、
開拓民だからこそ、あそこまで反対闘争が起こったのであろう。
そして8年前の福島原発事故。あれで、双葉村(当時)に入植していた開拓団の人
々は皆、一瞬で自分の土地を失ってしまった。おまけに牛も全殺処分。
その一人が振り絞るように言った言葉が響く。
「結局弱いものが犠牲になっていくしかない…。3回の国策の失敗で、私の70年の
人生は徒労に終わった。」
一方で、農水省幹部(国内開拓政策を推進した人物)の回顧録から。
「結局、(開拓に)金を使い過ぎたって事でしょうかね(笑)」
このギャップをなんとみるか…。

戦争、経済政策、原発問題、私たちはそれぞれに目を向けるものの、一つ一つに
向き合って考え判断していきがち。まぁそれも悪くはないけど、歴史は必ず繋が
っていて、その3者も繋がっているが故に、課題が雪だるま式に大きくなって解
決不能な難しい問題となっていく。それを全て被ってしまった人がいるという事
を理解し、もう少し自分事として向き合っていかないと、いつの日か(私たちか
その次の世代に)もっと大きな問題となって降りかかってくるに違いない…。



# by ut9atbun61 | 2019-03-24 00:41 | Comments(0)

旅の記憶 4日目

4日目。陸羽東線で小牛田まで行き、東北本線を北上、10時に一ノ関へ。

今日は強行軍で乗継時間が少ないので、ここで昼食用駅弁を買う。

迷うことなく、平泉うにごはん!評判の逸品だ。
そして大船渡線に乗り換えて気仙沼へ。

しかし、駅弁を前にしてローカル線に乗りこむと、大変だ。
昼飯用と自分に
言い聞かせたはずなのに、ずっと気になって
しょうがない。駅弁紙をいじりまくって、
車窓を見る余裕も
なくなる。そうして10分ほど我慢していたが、まぁいいや、
と開けてしまう。いつものパターンだ。

1145分気仙沼着。ここ気仙沼駅は一般の駅と少し異なる。
3番線に一ノ関からの大船渡線列車、そして2番線には大船渡
線盛行BRT、1番線には気仙沼線前谷地行のBRT。

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BRT(バス・ラピッド・トランジット)とは、バス高速輸送シス
テムといって、従来の鉄道跡(線路を撤去し道路にして)に、
バスをに走らせるもの。乗って感じた事は、バス専用道路が主
なので余り遅延がなさそう。それでいて、時折一般道を走るた
めバス停も利用できる。また利用客が少なくても、鉄道よりバ
スの方がコストが抑えられる、その分運行本数は増やせるとメ
リットは多い。デメリットとしては、利用客の多くは通学生な
ので、登下校時に大量輸送が困難な事ぐらいか。
ただ、この無機質な道路を見るにつけ、もうここには鉄道が走
らないと思うと少し寂しい気がした。
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8年目の3.11を控え、窓の外は少しずつ復興している様子が窺え
た。が、まだまだ長い道のりであろう。
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# by ut9atbun61 | 2019-03-13 22:23 | 鉄道 | Comments(0)