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社会の中の百姓

 昨日から、集団的自衛権行使の是非を巡って、賛成・反対が入り乱れている。
私の友人たちもそれぞれ主張している様子だ。
お国の一大事というのに、どうも政府与党はこそこそと急いでいる。
まるで悪い事をしているかのように。それが許せない。

賛成・反対それぞれあって結構。一人一人が真剣に考えて議論していく事が大切。
しかしおそらく、お上が求めている人たちってのはそういう人たちではない。
「よくわかんない!」とか「あんま関係ねーし、興味ない!」と言い放つ若者なのか。
考えさせない方が、国家運営はさぞかし楽だろうから。
その末が、あの新宿で一人の男性が自死しかかっても、嗤い、無視する人たち…。
感情を見失った都会に希望はあるのだろうか?

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「この鉄砲が牛蒡であったらナー とにかく 兵隊よりも野菜作りの方がよいヨ」
21歳で戦死した若者の言葉。
余りにも当たり前すぎて、通り過ぎてた言葉が、今夜妙に引っ掛かってしまう。

全く持って賛成は出来ないが、簡単に反対反対とも騒げない。
まずは、私として、百姓として、田舎として、何が大切かを考えていかなければならない。
日常をこなすだけでは勿体無い、天下国家を愚痴るばかりでも仕方がない。
日本の政治を紐解いていくと過疎、農業、教育、医療、すべてがつながっていく。
心置きなく米・野菜作りに励める社会にすることが、百姓のシアワセだ。
by ut9atbun61 | 2014-07-02 01:05 | 田舎
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