マニアの眼
最近、JR北海道が批判の的にさらされている。2年間住んでた彼の地。
ぼろぼろとぼろがでてぼろくそになって…。 確かに、首を傾げたり、弁明の余地無し事案が多い。 しかし、目に見えない影の部分というのが露呈してるような気がしてならない。 ある方のフェイスブックより 「渋谷⇒横浜 東急=260円、JR=380円 池袋⇒川越 東武=450円、JR=650円 同じ場所に行くのに、どうして私鉄の方がJRよりも安いのか。それは、旧国鉄であるJRは全国の隅々まで鉄道路線を張り巡らしているために、首都圏などの利用客の多い路線による収益によって過疎地域でのローカル線を成り立たせているからです。 JRが民営化したことによって、当然に企業としての経営努力をすることになり、結果的には首都圏などのドル箱路線を強化して駅ナカビジネスまで展開する一方で、東日本大震災などで被災した過疎地域のローカル線は2年以上経っても復旧しないといった事態となっています。 JR北海道はとくにローカル線の割合が大半を占めています。旧国鉄時代には、それこそ北海道中に張り巡らされていたローカル線は次々に廃止となり、残った路線も一日に数本程度しか走らないような状況になっています。 JR北海道の総営業キロは約2500kmであり、約7500kmのJR東日本の1/3の長さを管理しています。JR東日本の旅客数は1650万人/日で、JR北海道の旅客数は35万人/日です。収益力の差は歴然ですね。」 結局合理化の号令の下、JRが華々しく誕生したものの、地方は苦戦を強いられている。 本来国の役割というのは、そうした弱い者(地域)を支える事じゃないのか。 もっと言えば赤字を被ってまで人の住む地域を守るところに意義がある。 この経済状況でそういう事を述べるのはイケナイことかもしれないが、もしそれが出来ない のであれば、国策として過疎地域に人間を住まわせなけりゃいい。 そんな思いきった事も出来ないくせに、足手まといになるものは全て民営化で片付ける。 国鉄破壊のボディブローがじわじわ効き始めている様な気がする。 我が町の山口線も運行再開はいつになる事やら。 鉄道ネタになると、ついつい熱くなりまして…取り乱しました。
by ut9atbun61
| 2013-09-25 22:25
| 鉄道
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