ど根性!アスパラガス!
アスパラガスの最盛期。
たまたま農園も朝一で収穫・出荷段取りをする。 ところで数日前、益田Aコープに出荷した時の事。 私がコーナーに並べ始めた頃、同じ農青連の友人も出荷に現れた。 「やあ」と言って彼が箱からおもむろに取り出したのは、何とアスパラガス。 真っ直ぐに背筋が伸びた濃緑アスパラ達はお行儀よく透明袋におさまっている。 程良い太さに、下まで柔らかそうな茎。それらは次から次へと並べられていく。 たかだか10袋程の私のカゴは閑古鳥、彼のカゴにはアスパラがひしめき合っている。 「へえー、アスパラ作っとるん?」と手元を隠して冷静さを装う。が、バレバレ。 「そうだよ。ちょっとだけど最近作りだしてね」と彼は私のアスパラを一瞥して涼しい顔。 聞くと栽培面積は私より少ない。おかしいな。あ、そうだ。 「それにしては随分量を出すね。それに綺麗だし。ハウスでやってんだろ」 「いや、露地だよ」「えっ?」何故こんなに違うのだろう…。 彼と別れて、私のアスパラをまじまじと見つめる。 小指から親指2本分までの大小バラバラ。其々が好き勝手な方を向いていたのを何とか 出荷テープで縛り上げゴマ化している。しかし先っぽは正直。コウベを垂れてる奴もいる。 色は薄いし、身体に締まりがない。まるで若者と中年親父の対比の如し。 それでも味は負けないぞ…と言っても奴のは食べた事ないので分からない。美味そうだ。 彼の田んぼはバークたい肥を山ほど入れて土がふかふかにして栽培暦に従ってきちん と育てている(無農薬有機かは分からない)。一方私は、自家鶏糞、落葉、ヌカ、雑草、 ありとあらゆるものを放り込み、ほったらかし。時には段ボールを敷いてその紙を破って 出てくるアスパラは見事しか言いようがない。別にチャレンジしている訳ではないが、有 機物を上に上に載せていった結末。 こうなりゃ、やけくそ。たまたま農園のアスパラは特別栽培だ。 名付けて“ど根性アスパラ”!! 甘い紫アスパラもおすすめ! 今年からは卵配達時に併せて野菜販売にも取り組みます。
by ut9atbun61
| 2013-05-09 21:42
| 農業(有機)
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