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たまたま通信 ~烏骨鶏~

 たまたま農園には現在、烏骨鶏が6羽います。オス1羽、メス5羽。
先日、知人がある卵卸業者から聞いたそうなのですが、現在日本で
飼われている烏骨鶏の殆どは100%純粋種では無く、どうせ卵をよく
産む鶏とかけあわせているのだろうとのこと。
それを聞いてちょっと驚き、慌てて烏骨鶏の特徴を調べてみました。

・ 薬用鶏(アルカリ性食品)
・ 皮膚・肉・骨や卵巣、睾丸まで黒色
・ 通常の鶏と比べると小型
・ 白色系と黒色系の2タイプ
年間40~50個の産卵数(一般的な鶏(ブロイラー)は300個程度)
・ 卵がとても高価で1個数百円
・ 天然記念物(見た目が美しく観賞用でも飼育され烏骨鶏品評会もある)
・ 就巣性が強い

 大体当てはまっているのですが、産卵数はそれほど少なくありません。
うちでは大体年間80~150個(2~4日に1個)。
 そこから採算を考えて、1個100円で販売しています。
ということは、やっぱり偽物か?と疑い、更に調べを進めていくと、
東京烏骨鶏というものに出会いました。

東京烏骨鶏(とうきょううこっけい)とは、東京都畜産試験場が作出した鶏の品種
「烏骨鶏」の一系統名である。東京烏骨鶏は比較的多産で卵を年に190個程度産み、
性質温順で鳴き声はあまり発さず飼育が容易である。(中略) 原種烏骨鶏の中で、
能力の高い個体を選抜し、血のつながりの遠いもの同士を掛け合わせる遠縁交配
によって改良されたため、他品種との交配のない純血種の烏骨鶏である。
                                       (ウィキペディアより)

 
 どうやらうちの烏骨鶏達も東京を頭に付けた現代っ子なのでしょう。
しかし、ちゃんとした血をひいた烏骨鶏なので、ひと安心。
by ut9atbun61 | 2010-08-30 21:52 | たまたま通信(養鶏)
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