サルが出た!
今日は 久々の快晴。春の暖かさを感じました。
遅ればせながら春夏野菜の植え付け場所の畑おこしをしました。 その時、下の方でキャーとかヒャーという奇声が聞こえたので、そちらに 目を向けると、20匹ほどのサルの群れ。今年初登場です。 どうやら昨年収穫した大豆のこぼれを拾っている様子。大きいのやら小さ いのが、きょろきょろしながらしきりに手を口に持っていく。中には子供を背 負ってうろうろするサルも。じっと観察していると何だか微笑ましくなってきます。 最近はイノシシ・サルの被害が激増し、夏から秋にかけて頭が 痛い日々が続きます。山にエサがなくなってきた証拠なのでしょう。 小さいですが 見えますか? イノシシは、電気柵やトタンで侵入を防ぐことが できますが、サルは身軽な上に、賢さも兼ね備えているのでやっかいです。 野菜の収穫予定の2,3日前に必ずやってきて根こそぎ食い荒らす。カボチャな どは、両脇に抱えて持って逃げることもあります。時間帯は大体12時から13時。 ちょうど皆が昼で家に入るのを見計らってのようです。 女性・子供・お年寄りが追っかけても、何処吹く風、全く恐れません。しかし猟師 が駆除のためやってくると、そのトラックを見た途端、クモの子を散らすよう。 昨年、知り合いの猟師が近くで撃ったサルの亡骸を見せてもらいました。 まだ小さい子ザルで、あどけない顔や赤ちゃんの様な手のひらを間の当たりにする と可哀そうで、「何でここまで…」と思うのですが、一緒に横で見ていた80のじいちゃ んなんかは、「コノヤロー、悪さをしやがって!」と棒きれでこづくのです。 農業で生きていくということは、自然に感謝して生物に敬意を払うと同時に、生き物 (勿論人間も)同士で生存競争をしていくというシビアな面もあるのだなと思いました。 但し、これ以上人間がエゴで、自然を壊したり、生態系を崩したりしないことが大前 提ですね。
by ut9atbun61
| 2010-04-25 23:16
| 田舎
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